ライオンコーヒーをご存知ですか。ライオンコーヒーとはアメリカでもっとも古い歴史を持つコーヒーです。その名の通り、創業以来「コーヒーの王様」として知られてきたコーヒーの老舗です。

ここでライオンコーヒーについて掘り下げていきましょう。

ライオンコーヒーの歴史

アメリカのオハイオ州トレドで1864年に誕生しました。創業当時、コーヒー豆は各家庭でフライパンを使い焦がして使うのが一般的でした。しかし、味が統一せず、おいしいコーヒーを味わうには手間がかかり難しいものでした。

そこに革命をもたらしたのがライオンコーヒーです。世界から最高の豆を集め、「ファンシーロースト」という独自の焙煎方法を施したコーヒー豆の販売を始めました。

ライオンコーヒーの販売

1870年に入り、ライオンコーヒーはWoolson Spice Companyから販売されるようになりました。大きなライオンのトレードマークの付いた密封できる1ポンド入りのパッケージを使用し、衛生的なコーヒーの発売を実現。パッケージのデザインが多くの人たちの注目を集めました。また、パッケージのライオンマークを集めると景品と交換できるサービスを導入し、当時としてはとても珍しいサービスも評判を高める後押しになったようです。

1890年代中ごろには世界最大級のコーヒー会社に成長し、週に450トンの豆をローストしていました。ライオンコーヒーは味はもちろんのこと、ユニークなパッケージやキャラクターグッズで数十年にわたり愛好されていました。しかし、突然のライオン狩り(業界関係者を装った狩人)にあい、しばらく、その姿を隠すことになりました。

ハワイが誇るコーヒーとして

1979年、アンティークをこよなく愛し、品質の高いコーヒーに熱い情熱を持っているジェームズ・デラノ氏が会社をホノルルに移転させ、再びライオンコーヒーは人々に親しまれることになりました。

以来、ライオンコーヒーは「ハワイが誇るコーヒー」として人々に親しまれています。今ではおいしさと楽しさをパッケージに満載し、世界中の人々に届けられています。ライオンコーヒーは150年もの歴史を持ち、ハワイの地で進化しつつ、伝統も大切に守り続けています。

ライオンコーヒーの種類

ライオンコーヒーはフレーバーコーヒーとして有名です。

• バニラマカダミア
  世界で一番愛されています。ミディアムローストの豆に、甘いバニラの香り、香ばしいマカダミアの香りとハワイならではのフレーバーコーヒーです。
• ライオンゴールド
  ライオンの特徴である深いコクと香りが広がる名作コーヒーです。
• ライオンキャラメル
  キャラメル独特のまったりとしたコクのある味わいとコーヒーの苦みが楽しめるフレーバーコーヒーです。
• チョコレートマカダミア
  ライト・ミディアム・ローストの豆と高級チョコレートの甘い香り、とマカダミアナッツの香ばしさでリピーターの多いコーヒーです。ミルクや生クリームを入れて飲めばスイーツのような味わいが楽しめます。
• トーステッドココナツ
  ミディアムローストの豆の香りと、ココナツをこんがりとトーストした軽い香りで南国感を楽しめるフレーバーコーヒーです。
• コナ24キャラット
  コーヒー豆の芳醇な香りと酸味のバランスがとても良いコーヒーです。
• ヘーゼルナッツ
  ミルキーなヘーゼルナッツの香ばしさとコーヒーの苦みのハーモニーが楽しめるフレーバーコーヒーです。
• バニラ・アーモンド
  ミディアムローストの豆の香り、バニラのクリーミーな甘さ、アーモンドの香ばしさが楽しめるフレーバーコーヒーです。
• カプチーノ
  ハワイ風のシナモンとヘーゼルナッツの香りにモカの深みのある味が楽しめるフレーバーコーヒーです。特に女性に人気のフレーバーです。
• スイス　チョコレート　アーモンド
  チョコレートの甘い香りと、アーモンドの香りが高いフレーバーコーヒーです。
• バニラナッツクリーム
  バニラとナッツの甘くてクリーミーな香りの優しく上品なフレーバーコーヒーです。