コーヒーをもっと趣味に

4/4 SEASONS COFFEE(オールシーズンズコーヒー)

4/4 SEASONS COFFEE(オールシーズンズコーヒー)

新宿御苑の澄んだ空気と笑顔が素敵な夫婦

新宿界隈のサードウェーブ系といえばPaul Basetteが代表格です。そこから原宿、代々木、初台方面に展開すると店舗も豊富にありますが、対して新宿二丁目・三丁目、御苑方面はめぼしいコーヒーショップが見あたりません(勿論ドトール、タリーズ、サンマルクなどのチェーン店は存在しますが)。

そんなコーヒー過疎地の新宿御苑エリアに待望のスペシャルティコーヒー店ができました。

4/4 SEASONS COFFEE(オールシーズンズコーヒー)は2015年10月15日にオープンして1ヶ月、早くも近隣のサラリーマン、自営をされている方、中高年の方々と幅広い層に支持されています。

ALL SEASONS COFFEE_logo

場所は新宿御苑駅3番出口から徒歩5分弱。新宿駅からウィンドウショッピングをしながら歩いても苦でない距離ですし、晴れた日は御苑側の通りを歩きながらお店に向かうのも気持ちが良いです。

新宿通りから一本脇道に入ってすぐにあります。ちなみにもっと奥に進んでいくと、テレビでもお馴染みの新宿二丁目の飲み屋街になります。

ALL SEASONS COFFEE_shop

オーナーは先に挙げたPaul Basette渋谷店を経て、蔵前のNui. Hostel & Bar Lounge( https://coffeemecca.jp/coffeeshop/498)でもバリスタを務められていた方です。

奥様もオープン直前まで六本木のBE A GOOD NEIGHORに務めていたとのことで、共に人気コーヒーショップから独立して立ち上げたお店です。

白を基調とした明るく開放感がある店内は、ミニマルですっきりとしています。入り口付近にはカウンターテーブル、中央に大きな8人ほど座れるテーブル、その隣にベンチと一人用のテーブルが。いずれも柔らかい色味の木製で、店内に優しい雰囲気を演出しています。
ALL SEASONS COFFEE_interior2

コーヒーメニューはアメリカーノ、ラテ等のエスプレッソ系とドリップ系の2種類。ドリップはハリオV60かケメックスを選ぶことができます。

ALL SEASONS COFFEE_menu

豆は神保町のGLITCH COFFEE & ROASTER(https://coffeemecca.jp/coffeeshop/210)のものを日替わりで提供しているのですが、11月からは期間限定で熊本のAND COFFEE ROASTERもメニューに加わりました。

ALL SEASONS COFFEE_beans

プレオープンの時に頂いたラテはGLITCHのグアテマラ。酸味と苦味をしっかりと感じるグアテマラの豆とミルクのほのかな甘さのバランスが非常に良く、流石の一杯です。

ALL SEASONS COFFEE_latte
グランドオープンから1ヶ月経った時にはAND COFFEE ROASTERの豆(ルワンダ)が入っていたのでドリップコーヒーとバナナブレッドを頂きました。浅煎りが主流のGLITCHの豆に比べて焙煎が深く、ブレッドとの相性も良いです。

ALL SEASONS COFFEE_coffee

バナナブレッドやブラウニーは奥様の手作りです。合間を縫って武蔵小山の焼き菓子店BAKEDで習っているとのことで、これからも色々なフードが楽しめるかと思うと定期的に通いたくなります。モーニングで提供しているトーストには、Nui.の近所にある台東区の老舗人気パン屋「ペリカン」のパンを使用しているとのこと、こちらも機会があれば是非食べてみたいです。

ALL SEASONS COFFEE_cake

コーヒーやフードも勿論美味しいのですが、可愛らしいオーナー夫婦の笑顔が素敵なお店です。新宿で買い物ついでに、あるいは新宿御苑を散歩して一休みしたい時には是非一度足を運んでいただければと思います。

4/4 SEASONS COFFEE(オールシーズンズコーヒー) 店舗情報

住所: 東京都新宿区新宿2-7-7 寿ビル 1F

移動時間: 新宿御苑駅3番出口から徒歩4分

営業時間: 月~金:8:00~19:00  土・日・祝:10:00~17:00

定休日: 無休

wifi: あり

電源: あり

喫煙: 不可

HP: http://allseasonscoffee.jp/

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。