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Mojo Coffee(モジョコーヒー)

Mojo Coffee(モジョコーヒー)

神楽坂で愉しむオセアニアンスタイル

突然ですが、ニュージーランドと聞いてどんなイメージが浮かびますか?自然で溢れている、羊が多い、高校生の留学先・ホームステイ先によく出てくる、ラグビーが強い、などなど。

そんなニュージーランドですが、首都のウェリントンは世界一のカフェ激戦区、コーヒー文化の首都、と呼ばれている事実を知っている人は意外と少ないかもしれません。

Mojo Coffeeは2003年にウェリントンの一角、ウェイクフィールドストリートに焙煎所兼カフェとしてオープン。高い品質が評判を呼び、ニュージーランド国内で23店舗に拡大、2012年に国外初店舗として日本に進出しました。現在日本には神楽坂と早稲田に店舗を構えています。今回は神楽坂のお店に行ってきました。

Mojo Coffee_entrance

神楽坂駅1番出口を出て赤城神社の脇を抜けて住宅街を突き進んでいきます。飲食店がひしめき合った神楽坂のメインストリートの様相とは対照的な、住宅街の落ち着いた空気が急に広がるので、コーヒーショップが本当にあるのか、若干不安になる方もいるかもしれません。

Mojo Coffee_akagitemple

入り口付近には数台の自転車が停まっていました。僕も愛機のミニベロでお店まで行ったのですが、店舗付近は勾配が急で、江戸川橋方面から来られる方は上り坂になりますので、注意が必要です。

Mojo Coffee_street

周囲の建物も低い為日の光がしっかりと入る店内は、2人掛けのテーブル席が8席ほど、隣の席との間隔は狭めです。日曜の午前中に行ったのですが、既に満席で少し待つことになりました。小さい子供を連れた家族が朝ご飯で利用していたり、一人で読書、PC片手に作業に耽る方がいたり、と見たところ地元の人が多い様子です。また、観光客と思わしきカップル、外国の方も見られました。

カウンターの奥にはターコイズブルーのコーヒーカップが壁一面に飾られているのが見え、インテリア的な機能を果たしています。

Mojo Coffee_seat

Mojo Coffee_interior

カフェスペースの下の階は焙煎所になっているとのことです。焙煎したての豆はシネッソ社のエスプレッソマシンによって抽出、またはケメックスで淹れていただくドリップコーヒーなどが主となります。

Mojo Coffee_espressomachine

フードも充実しており、マフィンやケーキ等のスイーツから、パニーニといった軽食系まで揃っています。

Mojo Coffee_food

メニューの中には見慣れない「フラットホワイト」という記載があります。

Mojo Coffee_menu

フラットホワイトとは、オーストラリアやニュージーランドではポピュラーな飲み物で、エスプレッソをベースとし、フォーム(泡)が少なめのスチームドミルクを加えたものです。カプチーノのふわふわ感を少し抑えたものを想像して頂けるとイメージとしては近いかと思います。

フラットホワイトのより詳しい説明はこちらの記事をどうぞ

https://coffeemecca.jp/glossary/446

エスプレッソメニューを提供しているお店でもフラットホワイトをメニューとして置いている店は多くはありません。オセアニア系カフェならではと言えるメニューでしょう。

Mojo Coffeeのフラットホワイトはブランドカラーでもある綺麗なターコイズブルーのカップで提供されます。エスプレッソの力強いコクはしっかりと感じますが、苦味は抑えられています。ミルクの甘みも勿論感じるのですが、同時に酸味も感じられます。どの味も互いが程よく主張している印象で、砂糖なしでそのまま味わっていただくのをお薦めしたいです。

Mojo Coffee_flatwhite

Mojo Coffee 店舗情報

住所: 東京都新宿区赤城元町4-11 米田ビル 2F

移動時間: 東西線神楽坂駅から徒歩4分

営業時間: 月 7:30~19:00火~木 7:30~20:00 金 7:30~20:30 土 9:00~20:30 日・祝 9:00~20:00

定休日: なし

wifi: なし

電源: 不明

喫煙: 不可

HP: http://mojocoffee.jp/

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。