コーヒーをもっと趣味に

BE A GOOD NEIGHBOR(ビー ア グッド ネイバー) COFFEE KIOSK 千駄ヶ谷

BE A GOOD NEIGHBOR(ビー ア グッド ネイバー) COFFEE KIOSK 千駄ヶ谷

コーヒーが隣にある生活。

北参道、というエリアに馴染みのない方も多いのではないでしょうか。私のパソコンのATOK(地名辞書が入った文字入力サポートソフト)でも一発で変換できませんでした。

原宿、代々木、千駄ヶ谷の3地点のちょうど中間に位置し、副都心線が開通するまでお世辞にも交通の便が良いとは言えなかったエリアですが、ファッションカルチャーの最先端の原宿からほど近いこともあり、感度の高いインテリアショップや飲食店が点在しつつ、原宿ほど雑然とした人通りではないため、洗練された雰囲気を持っています。

BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSKは、2010年3月にオープン。オリジナル家具のPlayMountainから、個人宅やアパレルショップ、飲食店の店舗設計まで手がけるランドスケーププロダクツが運営しているコーヒースタンドで、現在は千駄ヶ谷の他、六本木一丁目のアークヒルズ、押上のスカイツリーソラマチの3店舗を展開しています。

BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK_shop

東京メトロの副都心線北参道駅2番口を出て歩くこと約4分、入り口にはPlayMountainが手がけた”BE A GOOD NEIGHBOR”と書かれたベンチと”COFFEE KIOSK”と書かれた看板が目印となっています。

BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK_shop2 BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK_bench

店内はスタンディングのカウンターが1つで、4人ほど入るのが限界かなというくらいの広さです。カウンターにはフードの入ったケース、イラストレーターのNoritake氏が手がけたオリジナルの缶バッヂ、エスプレッソマシン、コーヒーグラインダーなどが所狭しと置かれています。限られたスペースいっぱいにアイテムが並ぶ光景は、まさに「KIOSK」を想起させます。

BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK_interior

コーヒーメニューはSYNESSO社のマシンで抽出されるエスプレッソ系のものからドリップ、フレンチプレスとバリエーションも豊富です。豆は鹿児島にあるスペシャルティコーヒー専門店「VOILA(ヴォアラ)珈琲」です。

エスプレッソのシングルは150円、ドリップもスモールは300円と「KIOSK」の名の通り日常的に、気軽に利用できる良心的な価格設定となっています。

BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK_menu

アイスのドリップコーヒーを注文、この日はニカラグアとグアテマラの2種類から選べるとのことだったので、ニカラグアをチョイスしました。「酸味」というより「ジューシー」という表現の方が好ましく、それでいて豆の味もしっかりと感じられます。

BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK_coffee

エスプレッソシングルはグアテマラは、ガツンとした飲み応えのある酸味、まるで柑橘系の果実を圧搾したかのようです。朝の眠気を一気に覚ましてくれる一杯です。

BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK_espresso

フードはスイーツ系が中心で、ケースに入ったベイクド、レモンケーキ、夏季限定で自家製ワッフルコーンのソフトクリームなどを提供しています。

BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK_food

店舗の距離感も相まってか、お店の方も非常に気さくで話しやすいです。コーヒーだけでなく、会話や雰囲気も楽しめる、近所にあれば日課のように通いたくなる、そんな印象のコーヒースタンドです。

BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK 店舗情報

住所: 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-51-6

移動時間: 東京メトロ副都心線北参道駅から徒歩4分

営業時間: 月~金 8:30~18:00 土日祝 11:30~17:00

定休日: 年中無休

wifi: 不明

電源: なし

喫煙: 不可

HP: http://beagoodneighbor.net

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。