コーヒーをもっと趣味に

SHOZO COFFEE STORE(ショウゾウ コーヒー ストア)

SHOZO COFFEE STORE(ショウゾウ コーヒー ストア)

都会の喧噪から解放された空間。

東京の東寄りに住んでいる私にとって休日に繰り出しやすい街といえば銀座か表参道ですが、特に表参道は若者向けの感度の高いお店が多くあり、同時に渋谷・原宿に比べて大人の落ち着きの要素もある点で個人的に好きな街です。

ただ、駅前の大通りから明治神宮駅方面にかけては人も多く、ランチや一息付く場所を探すまでに一苦労される方も少なくないはずです。駅近で気軽にランチを食べたい、と考えている方には表参道駅4番出口を出てすぐ裏手にあるCOMMUNE246をお薦めします。

COMMUNE246は移動販売のフードショップ、シェアオフィス、ユニークな講義を展開する学びの場「自由大学」等が入っているコミュニティスペースです。

SHOZO COFFEE STORE_freedomuniv

そのCOMMUNE246の一角にあるコーヒースタンドSHOZO COFFEE STOREは、木の温もりと緑が自然を感じさせる都会の喧噪から解放された空間です。

SHOZO COFFEE STORE_entrance

元々は、栃木県は黒磯で30年近くコーヒーストア、1988 CAFE SHOZOが期間限定で表参道に出店したことが始まり。2014年5月末に一度閉店しましたが、2015年1月に復活して現在に至ります。

SHOZO COFFEE STORE_shop

5,6人ほどで一杯になってしまいそうなこぢんまりとした店内は、清潔感のある白い壁と木製の棚、木床のオーガニックな感じが周辺の人工的な建造物とは対照的です。

入り口手前の棚には、お店のロゴが付された白を基調としたシンプルなカップやタンブラーが並べられています。

SHOZO COFFEE STORE_goods

奥のスペースにはスコーン、マドレーヌ、パウンドケーキなどのスイーツがびっしりと並んでおり、スイーツ好きには心躍ります。自分用も、ちょっとしたお土産としても適しているかと思います。

SHOZO COFFEE STORE_food

コーヒーメニューはシンプルにドリップ系のコーヒーやカフェオレなど。ドリップに使用される豆は時々によって変わるようです。

SHOZO COFFEE STORE_menu

提供しているコーヒー豆は購入することも可能です。レトロな雰囲気のある紙袋に入れられたコーヒー豆には「風のブレンド」「森のブレンド」と言った自然を感じさせるネーミングが付されていて、これまた粋な感じです。

SHOZO COFFEE STORE_coffeebeans

店内にはイートインできるスペースはありませんが、自由大学の入り口にスタンディングのれーブルが2つと木製のベンチが設置されています。また、COMMUNE246内には席が豊富に用意されているので、そちらに持ち込むことも可能です。

SHOZO COFFEE STORE_seat

コーヒーは焙煎が深めで苦味も程よく感じられます。酸味は抑えてあるため、朝の目覚めの一杯というよりは、甘いベイクドと一緒に午後の落ち着いた時間を愉しむに適した一杯、という印象です。

SHOZO COFFEE STORE_icecoffee

アイスコーヒーは、ストローが通常のものよりかなり細めなのが印象的でした。(飲みづらいということはありません。)

SHOZO COFFEE STORE_hotcoffee

COMMUNE246内には10店舗以上のフードを提供するお店がありますので、晴れた日には澄んだ青空の下で美味しいご飯とSHOZO COFFEE STOREのコーヒーでゆったりとした時間を過ごすのも良いかも知れません。

SHOZO COFFEE STORE_commune246

SHOZO COFFEE STORE 店舗情報

住所: 東京都港区 南青山3丁目13−16

移動時間: 表参道駅A4出口から徒歩2分

営業時間: 平日9時半〜19時 土日祝11時〜19時

定休日: 火曜日

wifi: なし

電源: なし

喫煙: 不可

HP: http://commune246.com/shop/shozo-coffee/

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。