コーヒーをもっと趣味に

le cafe du jour(ル カフェ デュ ジュール)

le cafe du jour(ル カフェ デュ ジュール)

上質なコーヒーを片手に銀座の街をぶらつく

高級ブランドの路面店やデパートが建ち並ぶ銀座。客層が比較的高いこともあり、古くから支持され今もなお現役で営業する純喫茶が多く存在しています。本来であればコーヒーを飲むには困らないエリアですが、銀座の地価を考慮しても一杯1000円するコーヒーには二の足を踏んでしまうこともしばしばです。またレトロブームとは言え、情趣溢れたドアを開けて気難しいマスターに注文をするのも気軽ではありません。

もし銀座に遊びに行った時、チェーン店のものではなく気軽に美味しいコーヒーを飲みたいと考えている方にはle cafe du jourをお薦めします。

le cafe du jourは2015年9月にマロニエ通りにある松屋銀座別館・agnes b Rue du jour(アニエスベー ルーデュジュール)内にオープンしました。「Rue du jour」はアニエスベーのパリ1号店がある通りの名前とのことです。場所は東京メトロ銀座駅A7出口から徒歩3分ほどです。

le cafe du jour_agnesb

こちらのお店は三軒茶屋の有名ロースター、OBSCURA COFFEE ROASTERが監修していることから、コーヒーの味・品質については保証されていると言って間違いありません。OBSCURA COFFEE ROASTERはここ数年で店舗を着実に増やしており、東京の東側ですと万世橋のmAAch ecute(マーチエキュート)内にも出店しています。

こちらの記事もご参考ください。

Cafe Obscura

https://coffeemecca.jp/coffeeshop/99

OBSCURA COFFEE ROASTERS KANDA MANSEBASHI

https://coffeemecca.jp/coffeeshop/672

アニエスベーの店舗内に併設されたコーヒースタンドですが、洋服の売り場を通らずに直接行ける出入り口もあるので、洋服を買う目的のない人でもそれほど抵抗なく入れるかと思います。入ってすぐ目に入るのはテイクアウト用のコーヒー豆が陳列されたケースと、オリジナルのロゴがデザインされたマグカップです。

le cafe du jour_coffeebean

le cafe du jour_mugcup

メニューはドリンクのみですが、コーヒー以外にソフトドリンクの提供もあります。店舗内には子供服売り場もあることから、親子での利用を意識していると伺えます。テイクアウトを主体としていることから価格帯もリーズナブルな設定です。

le cafe du jour_menu

コーヒー豆の種類は本家OBSCURA COFFEE ROASTERSよりは少ないですが、定番のエチオピア、ブラジルからこの店舗オリジナルのブレンド豆が揃っています。

le cafe du jour_menuboard

ドリップコーヒーは専用のドリッパーで一杯ずつ丁寧にハンドドリップして頂きます。

同フロア内のアニエスベーの洋服を見ながら待っていると暇つぶしになります。バリスタの方の手際も良いので待ち時間は全く感じられません。

le cafe du jour_dripper

ドリップはエチオピアをチョイス。口をつけた瞬間に華やかな香りに包まれ、一口で判る強い果実感は所謂スペシャルティコーヒーの王道と言える味です。

le cafe du jour_drippedcoffee

ラテはラ・マルゾッコ社のエスプレッソマシンで抽出。コーヒーの苦味とミルクの自然な甘さが程よく、冬の寒い日に歩きながら飲みたくなる一杯です。

le cafe du jour_espressomachine

le cafe du jour_latte

こちらのお店はあくまでブティック内併設のコーヒースタンドなので、イートインスペースは木製のベンチが1つだけという点は少々残念です。テイクアウトをして上質なコーヒーを片手に銀座の街をぶらつくのも良いかと思います。

le cafe du jour_seat

le cafe du jour 店舗情報

住所: 東京都中央区銀座3-7-1 松屋銀座マロニエ通り館 1F

移動時間: 東京メトロ銀座駅A7出口から徒歩3分

営業時間: 10:00~20:00

定休日: なし

wifi: 不明

電源: なし

喫煙: 不可

HP: http://japan.agnesb.com/ja/shops/shop/879

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。