カフェを開くとしたら、まず何を決めますか。メニュー?立地?それとも、店舗のロゴでしょうか。今回は、カフェに必要なお店のロゴとコンセプトについてお話します。
お店のロゴは宣伝ツール
私たちの日常にあふれるありとあらゆるものには、必ず「ロゴ」が入っています。メーカーを表すものだったり、商品を表すものだったり、ロゴとマークをあわせ持つようなものもありますよね。カフェもそのお店を象徴するマークやロゴは必要であり、お客様に記憶してもらう上で重要な役割を果たします。
ロゴは、お店のイメージを形作るものであるとともに、宣伝効果が期待できるツールのひとつでもあるのです。
ロゴを入れられるグッズについて
ロゴは、エプロンなどの制服や、会計伝票、レシート印字、食器、ナフキン、砂糖などに入れることが可能です。初めてのカフェでは、レシート印字、コーヒーカップに入れる程度にして、会計伝票や制服などの消耗品は市販のものでまかなうと、費用を抑えることができるのでおすすめです。
ロゴとコンセプトの関係
お店のロゴとコンセプトは、必ずしも繋がりをもたせる必要はありません。お店そのもののストーリーをお客様に伝えるために繋がりをあえてもたせるのもアリですが、あまり絞り込みすぎてしまうと、方向転換したい時の妨げとなる場合もあります。
ロゴについての深いこだわりがないようであれば、自分の気に入った書式のものを選び、看板などに使用するのがおすすめです。
イメージは色で統一しよう
ロゴとコンセプトの繋がりはそこまで重要視することはなくても、イメージがかけ離れてはいけません。例えば、自然派カフェなのに、ロゴの色がブラックで都会的だとアンバランスなものになってしまいます。
自然派なら、グリーンやオレンジなどのアースカラーを使って店のコンセプトを引き立てるイメージのものを持ってくるなど、色で全体の統一感を出しまとめるのがおすすめです。
焦って詳細まで決める必要はない
カフェを開く側にとって、ロゴやコンセプトはとても大切ですが、お客様にとっては店の雰囲気やメニュー、居心地の良さが重要です。大まかなコンセプトが決まっているけれど、詳細までは決めきれない!という時は、焦って決める必要はありません。
ドリンクやフードのメニューを試作しながらのほうが、具体的なイメージやコンセプトがかたまってくることもあります。冷静に、着実に進めていくことが大切です。
ロゴはぱっと見てわかりやすいものがおすすめ
せっかくロゴを決めても、ぱっと見てわからなければ、お客様を呼び込むことができません。はじめてのカフェ開業ならば、読めないものよりは、読めるもののほうがおすすめです。
また、長すぎる名前も看板やメニューを作る時に、苦労しますので避けた方が無難です。老若男女に伝わるロゴ、店名にして、その名前を聞けば、すぐにあなたのお店とわかるようなもの目指して案を出してみてください。候補がしぼれてきたら、家族や友人に見てもらい、第三者の意見を取り入れるのもおすすめですよ。