ふとまったり過ごしたい時にオススメのコーヒー豆がこの「ブラジル キャラメラード」です。名前の通り、キャラメルのようなまったりした甘さが特徴でです。しかし重いわけではなく非常に均整の取れた飲みやすいコーヒーなので、誰でも飲めるコーヒーです。
「ブラジル キャラメラード」はこんな時にオススメ
- まったり甘いコーヒーを飲みたい時に
- ゆったりくつろぎたい時に
- ゆっくり知人と談笑・相談する時に
歴史と受賞の箔付きの農園
この「ブラジル・キャラメラード」を生産しているヴィセンチ家は、約130年にも渡る栽培の歴史と様々な賞を受賞している農園です。中でも第2回ブラジルCOEで出品したコーヒー豆が優勝するなど、ブラジル屈指のスペシャルティコーヒーを生産しています。
そういった経緯もあり、農園主は高品質のコーヒーに対する情熱があり、その賜物が今回ご紹介する「ブラジル・キャラメラード」です。
名前通りの香りと味
冒頭でお話ししましたが、「ブラジル キャラメラード」はその名の通りの香りと味をしています。
フレグランスはガムシロップのような甘さを含みつつも、意外とサッパリしていてキャラメルらしさは弱めです。しかし抽出するとキャラメルのような甘ったるさのある濃厚さを感じさせるアロマが感じられます。
甘みと滑らかさが織りなすキャラメル感
口に含むと、あっさり柔らかい透明感のある甘みを含んだフレグランスが最初に感じられます。そこからミルキーなコクとキャラメル感の溢れる甘みが、口の中で広がって包み込みまれます。
コクはあるものの苦味は少なく酸味を弱めのため、甘さが引き立っている印象を受けます。
アフターテイストもまたキャラメル感たっぷりです。甘さがフェードアウトしつつ、ミルキーな滑らかさが長く続きます。非常に心地よい余韻です。
ドリップ:濃厚まったりキャラメルテイスト
キャラメル感を存分に味わいたい方には、ドリップを使うのが最も良いかもしれません。またペーパードリップでもキャラメル感は味わえますが、コーヒーの油分が濾されないネルドリップのほうが優しい味わいに仕上がります。
抽出方法の一例(コーノ式名門ドリッパー)
- 豆の分量:30g(二人分、250ml)
- 挽き具合:中細挽き
- 抽出温度:80℃
- ポイント
お湯の温度はストロングコーヒーを避けるため若干低めで、お湯の注ぎ方は細くしてじっくり抽出するとキャラメル感が感じられます。
ネルドリップの場合
- 豆の分量:35g(二人分:250ml)
- 挽き具合:中細挽き
- 抽出温度:80℃
- ポイント
お湯についてはペーパードリップと同じです。しかし折角のネルドリップなので、豆を贅沢に使用して美味しい部分だけ抽出して飲むと良いかもしれません。
フレンチプレス:明るく滑らかに
フレンチプレスの場合はキャラメルのように濃厚ではありませんが、乳酸菌飲料のようなスッキリしつつも滑らかでコクのあるテイストに仕上がります。非常に優しい味わいなので、時と人を選ばないコーヒーです。
抽出方法の一例
- 豆の分量:18g(300ml)
- 挽き具合:粗挽き
- 抽出時間:3分40秒
- ポイント
過剰な抽出を避け優しい味わいを楽しむため、抽出時間は若干短めが良いかもしれません。
素朴で軽いお菓子と一緒に
このコーヒーを飲むときは是非キャラメルらしさを味わって頂きたいので、付け合わせのお菓子は素朴なお菓子を強くオススメします。
特にビスケットやラングドシャなど軽い感じのお菓子が良いです。クッキーなどの重みのあるお菓子だと、キャラメル感のあるコーヒーと味が被ってしまうので避けた方が良いかもしれません。
しかし濃厚なお菓子でも例外的にチョコレートは相性が抜群です。ゆったりくつろぎたい時には、むしろチョコレートと一緒に飲むとゆっくり落ち着くことができます。
まったり甘い「ブラジル キャラメラード」まとめ
名前の通りの風味がする「ブラジル・キャラメラード」は、ゆっくりした時間を過ごしたい時間を与えてくれるコーヒーです。また、まったりした甘みのあるコーヒーは飲む人を選ばないので、知人を呼んだ時に持って来いのコーヒーでもあります。
ふと、ゆっくりしたい時にいかがでしょうか。
豆の情報
- 名称:ブラジル・キャラメラード
- 産地:ブラジル
- 焙煎度合:シティロースト
- 購入店:アラビカコーヒー
- 購入店URL:http://www.arabicacoffee.co.jp/