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最高級と言われるブラックアイボリーコーヒーとは

最高級と言われるブラックアイボリーコーヒーとは

近年、スペシャルティコーヒーをはじめ、高級豆や希少豆など様々なジャンルのコーヒーが登場しています。今日はその中でも最高級と言われているブラックアイボリーコーヒーをご紹介します。

ブラックアイボリーコーヒーとは

ブラックアイボリーコーヒーとは、端的にいうと「象の糞から採取できるコーヒー豆」です。コーヒーに含まれるタンパク質が、象の消化酵素によって分解されることにより、コーヒーの苦味が除去されると言われています。

バナナやサトウキビとともに、時間をかけてゆっくりと半消化される際に、独特のフレーバーを持つとのこと。33kgのコーヒーの実を食べさせ、1kgほどしか採取することができないため、現在ではもっとも高級なコーヒーと言われています。産地は、タイ北部にあるゾウの保護センターで製造されています。。

ブラックアイボリーになるまで

フルーツなどの食事にアラビカ種の実を混ぜてゾウに与えます。ゾウはそれを15~30時間かけて消化し、排泄します。そのゾウの糞として排出されたコーヒーの実が「ブラックアイボリーコーヒー」です。排泄された実はゾウ使いが選別し洗浄。天日干しを経て、焙煎後にコーヒーとなります。

ブラックアイボリーコーヒーの価格

ブラックアイボリーコーヒーの気になる価格は、豆の状態で1kg当たり1100ドル。カップ2杯当たり50ドルだそうです。

工学となってしまう要因としては、ひとつはゾウの飼育費がとても高額だということ。ゾウ一頭の飼育にひと月あたり約1000ドルかかる上、ゾウに与えたコーヒーの実はほとんどゾウの体内に吸収されてしまい、上記で述べたように30分の1しか、コーヒーとなる実が採れないそう。少量しか生産できない希少性が高額になる要因といえます。

ブラックアイボリーコーヒーの味

ゾウの消化酵素により、コーヒーの苦みのもととなるタンパク質が分解され、マイルドな味わいになるそうです。そして面白いことに、ゾウが食べたバナナやサトウキビと一緒に体内で長時間熟成されるため、フルーツフレーバーを感じるコーヒーになるとのこと。まさに自然のフレーバーコーヒーですね。ちなみにフレーバーを感じてもコーヒーの味はしっかりしているそうです。

タイコーヒーの現状

タイコーヒーの歴史は古く1904年から栽培されています。昔からアラビカ種より、ロブスタ種の生産が多いようです。日本でもタイ産のコーヒーを取り扱うお店がありますね。

最近では、タイ王室のプロジェクトとしてタイ北部山岳地帯でアラビカ種のコーヒーを栽培することを提案しており、麻薬の原料になるケシ畑の代替え作物のひとつとして、コーヒーの生産が拡大しているそうです。

国際評価の高いタイ産アラビカコーヒーが増え続けています。

最高級と言われるブラックアイボリーコーヒーとは?まとめ

ブラックアイボリーコーヒーとは、ゾウの飼育やゾウと共存するために生み出されたコーヒーです。象の糞から採れるという話題性、独特な風味が国際的に話題となり観光の収入源に繋がっています。日本でも、インターネット販売を行っているところもあるので、コーヒー好きとしては一度試しに飲んでみたいコーヒーですね。

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coffeemecca編集部

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