イタリア風アイスコーヒーとして、本国で飲まれることが多いシェカラート。日本ではあまり馴染みがないメニューですが、コーヒーにこだわりを持っているカフェでは提供していることもあります。
ここでは、シェカラートはどんな飲み物なのか、またどんな時におすすめのコーヒーなのか見ていきます。
カクテルのようなアイスコーヒー
映画やドラマなどで、寡黙なバーテンダーが“シャカシャカ”と振っているものを見たことがあるはず。あれは「シェイカー」といい、お酒を混ぜ合わせてカクテルを作る際に使う道具です。実は、「シェカラート」というコーヒーもシェイカーを使って作るコーヒーなのです。
エスプレッソを用いた薄くないアイスコーヒー
シェカラートはシェイカーに砂糖やガムシロップを入れ、エスプレッソを注いだ後に大量のコーヒー使ってシェイクするというもの。カクテルのように、3つの素材を混ぜ合わせ急速冷却させ、濃厚なアイスコーヒーとして仕上げます。
氷を入れたままにする日本式のアイスコーヒーとは違い、溶けた氷によって薄まる心配もないのが特徴だと言えます。
お酒を飲めない方がバーで頼むのにぴったり
このシェカラート、見た目は完璧にカクテルそのもの。シェイクすることによって生まれる“クレマ”という独特な泡立ちは、バーで注文するカクテルの泡立ちに似ています。
バーで飲むことのできるコーヒー
グラスも一般的に、フルートグラスやシャンパングラスのような細長いもので提供されるので、お酒が飲めない方が付き合いでバーに行った際におすすめです。
コーヒーマシンでエスプレッソを提供しているバーも多いので、バーテンダーも快くオーダーに応えてくれるはずです。場の雰囲気を壊すことなく、オシャレなノンアルコールとして楽しめます。
ホームパーティーのウェルカムドリンクとして
オシャレなカクテルとも遜色ない見た目から、ホームパーティーなどのおもてなしの場にもうってつけのシェカラート。お子さま連れのママ友が集まるホームパーティーのウェルカムドリンクとして、シェカラートを出すことでオシャレなムードを作ることができます。子どもの世話がありお酒は飲めないけど気分だけでも…というシーンにぴったりです。
シェカラートはカクテル風でムード作りに最適
日本人にとって馴染みのある“普通の”コーヒーとは違い、シェカラートを飲む場面は限られてくるかもしれません。しかし、カクテルのようなオシャレな見た目から「雰囲気を楽しみたい時」にはシェカラートがぴったりです。
自宅に友人を招待する際、、シェイカーを用いて試行錯誤作ってみるも楽しいかもしれませんよ!