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コーヒー用語集【あ行(あ)】①

コーヒー用語集【あ行(あ)】①

コーヒーには様々な専門用語があります。「何となく聞いたことがあるけど、正しい意味を知らない」ということも多いはず。ここでは、あらゆるコーヒー用語について紹介していきます。

アーシー

アーシー(Earthy)とは、英語で「土のような、地中の、土臭い」という意味を持つ単語です。コーヒー豆から感じる“土のような香り”を表す時に使う言葉です。

「コク深さや、かすかに香る土の香り」といったいい意味と、カッピングテストなどで用いられる「泥臭さ、カビのような匂い、土で汚れたような匂い」の2通りの使い方があります。使われているニュアンスで意味を把握する必要があります。

アイリッシュ・コーヒー

アイルランドで生まれた、コーヒーを使ったカクテル。砂糖やアイリッシュウィスキーをグラスにいれ、深煎りのコーヒー(ホット)を注ぎ、最後にホイップクリームを乗せれば完成です。

アイルランドの寒い港町でよく飲まれていたこのカクテルは、身体を温めるのに最適なドリンクです。

アイリッシュ・コーヒーの詳細はコチラ

アヴィセンナ

正式には「イヴン・スィーナー」という名前のイスラム世界を代表する医者で、(哲学者・科学者としても有名)ラテン語ではアゥイケンナ、英語ではアヴィセンナと呼ばれています。コーヒーが、身体に与える薬学的な影響を唱えた人物として、コーヒー界では語られることが多いそうです。

アカネ科

アカネ科は、コーヒーノキの属する植物の分類です。一般的にコーヒーと呼ばれているものは、アカネ科コフィア属(コーヒーノキ属)の豆から造られています。その他キナ、クチナシなどもアカネ科の植物に分類されます。

コーヒーの実の伝説についてはコチラ

コーヒー用語集2

アクアパルプメソッド

コーヒー豆が商品になるには、コーヒーの果実から種子を分離する必要があります。

“水洗い式”とよばれる工程では、コーヒーの実に湿り気を与え不要な果実や皮を取り除きますが、取り残した果肉等もでてくるのです。その余分な粘着駅や果肉を機械で取り除く工程を「アクアパルプメソッド(Aquapulp Method)」と言います。

アグトロンスケール

焙煎されたコーヒー豆の“焙煎度”を計測するために使われる分光光度計。アメリカのネバダ州にあるアグトロン社から発売されているため、「アグトロンスケール(Agtron scale)」という名前になっています。

アメリカでは、アグトロンスケールで表示する数字をそのまま使い、焙煎度を示しているコーヒーショップもあるのだとか。

アクリド

アクリド(Acrid)とは、刺激臭が強く嫌悪感すら覚えるような「ひどい苦さ」を表す言葉です。鼻や舌を刺激する刺々しさが特徴。オーバーロースト(過剰焙煎)によって、アクリドが生成されてしまうそうです。良い意味では使われません。

焙煎度合いの詳細についてはコチラ

コーヒー豆_カフェ

アサービク

アサービク(Acerbic)とは、淹れたコーヒーを保温するため熱を加えることで生成される「酸味」を示す言葉です。舌で感じる不愉快な酸味を表現する時に使います。酸化してしまったコーヒーの味ですね。

酸味を軸にコーヒー豆を選びたい方はコチラ

アサーマイルド

コーヒーを取引する上で使われる「分類用語」です。国際コーヒー機関(IOC)では、世界中のコーヒーをアサーマイルド、コロンビアマイルド、ブラジル&アザーアラビカ、ロブスタの4つに分けているそうです。

コロンビアマイルド以外の、中南米産の水洗式アラビカ種を「アザーマイルド」と言います。

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coffeemecca編集部

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