コーヒーは朝食やランチ、休憩中などその時の気分によって求めるものが変わるものです。特に「朝」に関しては、目の冴えるブラックで飲みたい、という方も多いのではないでしょうか。朝におすすめのコーヒーの飲み方を紹介します。
朝はどんなコーヒーが飲みたい?
みなさんは、朝起きてから飲むコーヒーに何を求めていますか?「寝起きの倦怠感をなくしたい」「ゆっくりと目覚めの一杯が飲みたい」「朝食と一緒に必ず飲むのが習慣になっている」など、コーヒーに求めているものは人それぞれです。
眠気覚ましにはブラック×ホットがおすすめ
寝起きはだるい、目を覚ましたいという方には、やっぱりブラックコーヒーがオススメです!コーヒーに含まれるカフェインには、眠気覚ましの効果があります。
カフェインは焙煎を進めるほど減っていく特性を持っているので、朝に飲む眠気覚ましのためのコーヒーは“浅煎り”のものを選びしょう。また、下記にも記載していますが、「起き抜けにコーヒーのみで」は胃もたれの原因になるので朝食と一緒に飲むようにしましょう。
HOTの方が目が覚めやすい
夏はすっきりと冷たいアイスコーヒーを飲みたい気分になりがちですが、目覚ましとしてはホットコーヒーに軍配があがります。
これには、血中のカフェインの濃度が最大になるまでの時間が関係しています。ホットコーヒーだと30分程度でカフェイン濃度が最大になるのに対して、アイスコーヒーは飲んでから1時間以上かかるため、眠気が抜けにくいのだと言われています。
朝の目覚まし代わりに飲むなら、「浅煎りホットのブラックコーヒー」が一番!ということです。
朝のリラックスタイムにはモカがおすすめ
休日の朝など「ゆっくりと過ごしたい時」は、コーヒーの香りを部屋中に満たし、リラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。時間を気にせず、コーヒー豆を挽くところからはじめ、のんびりとした休日を過ごすのはとても気持ちが落ち着くものです。
挽きたてのモカで贅沢な1日に
コーヒー豆は「モカ」や「モカブレンド」などがおすすめです。独特な甘い香りとほどよくフルーティーな酸味は、休日の朝にピッタリ!素敵な1日の始まりに、香り高いコーヒーで贅沢な時間を演出してくれますよ。
朝食のお供にはカフェオレがおすすめ
朝食と一緒にコーヒーを楽しむ方の多くは、和食ではなくパンなどの洋食がテーブルに並んでいるはず。そんな朝食と一緒に飲みたいコーヒーといえば、ミルクがたっぷり入ったカフェオレです。
実際、フランスやイタリアといったコーヒーの本場では、カプチーノやカフェオレは朝に飲むものとして一般的です。お昼を境に、ミルク系のコーヒーを頼む人はあまりいないのだとか。
寝起きの一杯には要注意!
朝に飲むコーヒーには、注意してほしいことがひとつだけ。
それは、寝起きの状態ですぐにコーヒーを飲まないこと、です。空腹時にコーヒーを飲んでしまうと胃液の分泌を促し胃への負担が大きくなり、胃痛やもたれの原因となると言われています。できれば、何か口に入れた後にコーヒーを飲んでくださいね。
朝におすすめのコーヒー まとめ
コーヒー好きの人にとっては習慣とも言える“朝コーヒー”。あなたは普段、どのような飲み方をしていますか?コーヒーの楽しみ方は人の数だけ多様で、おすすめの飲み方を挙げたらそれこそキリがありません。
ここで紹介したのはあくまでも一例です。ほんの少し早起きしてみて、気持ちのよい清涼な朝を陽の差すテラスで。なんて楽しみ方も、コーヒーでしか演出できないシーンのひとつですよね。