読書する時、みなさんはどんなコーヒーを飲んでいますか?カフェで本を読む方が多いことからも、コーヒーは本のお供として非常に相性がいいものです。読書する時におすすめの、最適なコーヒーについて考えてみましょう!
読書に適したコーヒーの条件
読書しながらのコーヒー、つまりのんびりとした時間を過ごすため、エスプレッソのような一気に飲み干すタイプのコーヒーは向いていないと考えられます。また、アイスコーヒーやフラペチーノなども、時間が経つごとに氷が溶けていくので美味しさは半減してしまいます。
読書に集中しつつも時折飲むコーヒーとしては、“淹れてから時間がたっても美味しいコーヒー”がベストだといえるでしょう。
冷めても美味しいコーヒー
時間が経っても美味しいコーヒーとはいうものの、どういったコーヒーなのかイメージできますか。
まずは酸味。温かいうちはそれほど感じなくても、時間が経って冷め、酸化することで酸味を強く感じるものです。冷めることを前提で考えるのであれば、まずは“酸味の弱いマイルドな豆”を選ぶといいでしょう。
酸味の強い豆を避ける
酸味にも良い酸味・悪い酸味が存在します。冷めても美味しいコーヒーとしては、豆本来が持つ“良い酸味”と酸化することで徐々に増す“悪い酸味”どちらも少ないほうが良いのではないかと考えられます。
コーヒー豆の中でも、酸味が強いものとして代表的なのがキリマンジャロ、モカ、コロンビアの3つです。温かいうちは“良い酸味”として爽やかな味わいが楽しめますが、冷めてしまうと酸化の“悪い酸味”と相まって非常に飲みにくくなってしまうため、読書には向いてないと言えるでしょう。
焙煎具合でも変わる酸味
コーヒー豆は、焙煎の度合いによっても酸味が変わってきます。焙煎を進めるほど酸味は弱まり苦味が増しますので、冷めた時の飲みやすさを考えるのであればなるべく“深煎り”のものを選ぶとよいです。
北欧などで主流な、浅煎りのフルーティーな酸味を楽しめる豆も読書に向いていますが、ぬるくなってしまうことを考えるのであれば、ローストの強いものの方が良いでしょう。
読書時はマイルドな風味を持つコーヒーがおすすめ
いかがでしたか?読書中のコーヒーということで、“冷めても美味しく飲める”という観点から考えてみました。コーヒーは冷めることで酸味が強まります。そのため、酸味の弱いマイルドな風味を持つ銘柄・ブレンドを選ぶようにしましょう。
美味しいコーヒーがあれば、読書タイムはもっと素敵なものになること間違いなし。読書のお供にお気に入りの1杯を探してみませんか。