コーヒーをもっと趣味に

イスタンブルのお勧めカフェ&コーヒー店①【旧市街・グランドバザール】

イスタンブルのお勧めカフェ&コーヒー店①【旧市街・グランドバザール】

イスタンブルの中でも観光地が多く集積する場所が旧市街地のあるFatih地区(ファティー)です。観光で訪れた方は、アヤ・ソフィアやスレイマニエモスクを求めて必ず訪れることでしょう。

その旧市街の中でも、グランドバザール(Kapalı Çarşı:カパル・チャルシュ)やエミニョニュ(Eminönü)といった街区には、多くのお店が並んでいます。もちろんその中には、カフヴェハーネ(喫茶店)やコーヒー関係のお店が多数孫座しています。

この記事では、旧市街Fatih地区(地図の黄色のエリア)のお店をご紹介していきます。

【グランドバザール】Şark Kahvesi

多くの方がお土産を買いに訪れるのが、グランドバザール(Kapalı Çarşı:カパル・チャルシュ)ではないでしょうか。ここには多くのお土産屋さんが並んでいて、道は迷路のように入り組んでいます。そんな中にグランドバザールの中でも有名なカフヴェハーネがあります。

それが、Şark Kahvesi(シャルク・カフヴェシ)です。

店までのルート

まずはトラムT1号線Beyazıt İstasiyonu(ベヤズット駅)で降りると、目の前に広場とグランドバザールの入り口が見えます。

その広場の右側(東側)の入り口からグランドバザールに入り、直進していきます。

するとそのうち少し開けた場所に出て、その左前方に見えるのがŞark Kahvesiです。店外にも座席がありますが、お勧めは店内席です。

店内に入るとアーチ状の屋根の店内で、天井にはスーフィーやジブリールなどイスラームらしい絵画が描かれています。

こちらがトルココーヒーです。一杯9TL、他にもエスプレッソ(9TL~)やチャイ(3.5TL)もあります。

このカフェの客層は、観光客と地元の人が半々ぐらいです。地元の人は新聞を読んで寛いでいたり、時にはゲームのサイコロやカードを捲る音がしたりと、地元のカフヴェハーネを体感することができます。

グランドバザールで買い物した後に、Şark Kahvesiへトルココーヒーを飲みに行くのも良いかもしれません。

【Eminönü・ガラタ橋】コーヒー粉を買おう

鯖サンドで有名なガラタ橋(Galata Köprüsü)やエジプシャン・バザール(Mısır Çarşısı)のあるEminönü(エミニョニュ)一帯。実はこの周辺はロースターが多いことでも知られています。その中でも有名な4つのお店をご紹介していきます。

この地図の赤い一帯に、ロースターやコーヒー粉屋さんが集中しています。

この一帯への行き方はトラムT1線のEminönü駅、あるいは地下鉄M2線のHariç(ハリチ駅)やMarmamaray(マルマライ:鉄道)のSirkeci(シルケジ駅)からも10分ほどで歩いて行けます。

トルコで最も有名なKurukahveci Mehmet Efendi

トルコ最も有名なロースターがKurukahveci Mehmet Efendi(クルカフヴェジ・メフメット・エフェンディ)のコーヒー粉です。名前は和訳すると「メフメット主人のコーヒー粉屋さん」で、何と1871年創業の老舗です。トルコ国内のスーパーでは、ほぼ必ず見かけることができます。その本店があるのが、Eminönüです。

地図の赤いポイント、エジプシャンバザールの出口の角にあるのですが……、

お店は常に行列ができています。さすがトルコで最も有名なだけあります。しかしご安心ください。このお店、客捌きがもの凄く速いのです。

列に並ぶと窓越しにコーヒー粉を袋詰めしてしる作業を見ることができます。

そして窓には価格表(価格は2018年2月現在)が張り出されているので、あらかじめ買う量とその金額を用意してください。あとはレジで注文してお金を払って、商品を受け取れば終わりです。大抵の場合は並んでいても3分ほどで買い終えられるので、ご安心ください。

İhsan Kurukahvecioğlu Halefleri

そしてMehmet Efendi のすぐそばにあって、同じく1871年創業のお店が、İhsan Kurukahvecioğlu Halefleri(イフサン・クルカフヴェジオール・ハレフレリ)です。店名は「(店を)受け継いだコーヒー粉屋の息子イフサン」という意味です。

お店は地図の黄色いポイントの所にあります。

お店を入って右手を見ると、画像のようにコーヒーがずらりと並んでいます。左の棚には各地のコーヒー豆の量り売りが、右手の棚には袋詰めされたコーヒー粉やカカオパウダーが販売されています。

こちらのお店は価格が安く、そして50gから購入することができるので、少しだけコーヒー粉を買いたいという方にお勧めのお店です。

Kurukahveci Nuri Toplar

こちらはMehmet Efendi ほどではありませんが、コーヒー粉屋さんで有名なお店Kurukahveci Nuri Toplar(クルカフヴェジ・ヌリ・トプラル)です。店名は「可愛い子供たちのコーヒー粉屋さん」と、何とも愛らしい名前です。

このお店は、地図上の青いポイント、Mehmet Efendi から西方向(エジプシャンバザールとは反対方向)へ行くと左手に見えてきます。

こちらも混み合っていることが多く、手前の店員さんはコーヒー粉を大量に袋詰めしています。こちらのお店は100gで4.5TLで、50gから購入可能です。

Beta Çay

先程のNuri Toplarまでに行く間に見えるお店が、Beta Çay(ベタ・チャイ)という茶葉屋さん。地図上にある緑のポイントのお店です。こちらはトルコでも有名な茶葉を扱う企業です。

もちろんメインはチャイの茶葉です。しかしここには茶葉屋さんらしいコーヒー粉が売られています。それがフレーバーコーヒーです。

写真のコーヒーはBeta Çayが売り出しているA’laというブランドのコーヒー粉です。しかし注目してもらいたいのは、ロゴの右下。Roseと書かれてあるように、何とローズフレーバーのコーヒーなのです。

他にもキャラメル・バニラ・シナモンなど様々なフレーバーをあるので、どのフレーバーにするか迷ってしまいそうです。

【Eminönü・ガラタ橋】コーヒー器具を買うのも……、

さてコーヒー粉を買う方の多くは、ジェズヴェなどトルココーヒーの器具を購入する方も多いでしょう。その器具も何とEminönü(エミニョニュ)で購入することができます。

しかしコーヒー粉屋さんの集まるエジプシャンバザール周辺は、観光客が多いので価格も観光地価格のことが多いです。そこでお勧めの一帯があります。それはエジプシャンバザールから少し西に行った辺り、地図の青いエリアです。

この一帯には金物屋が大量に並んでいます。

店頭にはジェズヴェが山積みに置かれています。そして2~3人用のものが、何と10TLで販売されています。装飾が施されたジェズヴェも一つ30TL前後で購入できます。

【Sirkeci】Hafiz Mustafa

イスタンブルには、トルコの伝統菓子で有名なお店があります。それがHafiz Mustafa(ハフィズ・ムスタファ)です。1864年創業の老舗で、バクラヴァ(Baklava)とムハレビ(Muhallebi)で有名なお店です。

お店までのルート

そのHafiz Mustafaの本店は、Sirkeci(シルケジ)にあります。トラムT1線・マルマライ(Marmaray:地下鉄)のSirkeci駅を降りてすぐの所にあります。

美味しい伝統菓子を食べられるカフェ

お店に入ると、1階は販売コーナーです。その前を通り過ぎて2階へ上がると……

カフェに到着です。

そしてこちら、左が名物バクラヴァで、右はサレップ(Salep:トルコアイスのホットドリンクver.)です。もちろん飲み物はコーヒーやチャイ、スイーツも多々あります

そしてバクラヴァといっても、実に様々な種類があります。しかし迷った時のお勧めは、画像のFıstıklı Baklava(フストゥクル・バクラヴァ)です。砕いたピスタチオが入っていて、バクラヴァの王道的な存在です。

他にもこのムハレビ(Muhallebi:お米のプティング)も有名です。

お土産にもしたいHafiz Mustafa

このHafiz Mustafaは、単にカフェとして利用するだけでなく、1階でお菓子を買って帰ることができます。種類はバクラヴァ・ムハレビ・ロクム……と大抵のトルコの伝統菓子が売っています。

正直な話、土産屋さんで良く解らないメーカーのお菓子を、観光地価格の高値で買うのはもったいないです。高くても味の保証がお墨付きのHafiz Mustafaで買うのが賢い買い物かもしれません。

Hafiz MustafaはSirkeci以外にも、Sultan Ahmet(スルタン・アフメット)、Taksim Meydan(タクシム広場)、アジア側のÜsküdar(ユスキュダル)など数店舗あるので、お近くのお店に寄ってみてください。

観光ついでに寄りたい旧市街のカフェ・コーヒー屋

今回ご紹介したコーヒー屋は、観光地のグランドバザールや、観光地に近いEminönüと、少しの時間で立ち寄ることができる立地が魅力です。イスタンブルの少し混沌とした街並みを散策しながら、コーヒーを飲んだり買ったりしてみるのも一興かもしれません。

About the Author

汐井有

モットーは専門化したコーヒーについて、詳細を伝えつつ噛み砕いた説明で興味を持ってもらうこと。 専門的な記事と解りやすい記事の両方を書こうと思っています。