ブランデーとコーヒーでオシャレな大人の雰囲気を楽しみませんか。今回は、簡単にできる「ブランデーコーヒーの作り方」をご紹介します。
ブランデーについて
ブランデー(brandy)とは、果実酒から作られた蒸留酒の総称です。語源は、焼いたワインという意味のノルウェー語「brandeviin」オランダ語「brandewijin」が、英語「brandy-wine」
になり、いつしか“ワイン”が外れ“ブランデー”となって広まったと言われています。
現代のフランス語でブランデーは「eau-de-vieオドヴィ」と呼ばれていますが、その意味は「命の水」と訳します。これは、ウイスキーと同じ語源でもあります。
ブランデー本来の楽しみ方
ブランデーグラスに常温のブランデーを少量入れ、香りと一緒に味わいます。ブランデーは温度が上がるとさらに香り立つので、グラスを手のひらで包み込むように揺らし、体温であたためながら楽しみましょう。
カフェ・ロワイヤル
「カフェ・ロワイヤル」とは、ブランデーを染み込ませた角砂糖に火をつけ、溶けたところでコーヒーに落としかき混ぜて飲む、ブランデー入りのコーヒーです。フランス皇帝ナポレオンが愛飲したコーヒーとしても有名です。
ブランデーコーヒーレシピ
- インスタントコーヒー:ティースプーン2杯
- ブランデー:30ml
- 角砂糖:2個
- 生クリーム:仕上げ用
カップに砂糖とインスタントコーヒーを入れ、湯を注ぐ
ブランデーを加え、軽く混ぜる
仕上げに生クリームをのせて完成
コーヒーは濃いめに淹れることで、よりブランデーとのバランスがよくなり、美味しく頂くことができます。カフェ・ロワイヤル風に、角砂糖に火をつけたい場合は、カフェ・ロワイヤル専用スプーンを用意するのがおすすめです。
果実酒のような香り
ブランデーとコーヒーを合わせると、甘い果実酒のような香りのコーヒーリキュールになります。一口味わう度にブランデーのいい香りが鼻を抜け、まろやかで甘い一杯を楽しむことができます。
ブランデーコーヒーの作り方まとめ
ブランデーを使うことで、大人の香り漂うおしゃれなコーヒーが楽しめます。ブランデーならではの果実酒のような香りが特徴的な一杯です。生クリームを乗せると温かいコーヒーに少しずつ溶けだし、ミルクのような味わいをプラスし、まろやかな口当たりにしてくれます。情緒深くコーヒータイムを楽しみたいとき、ぜひお試しください。