キャンプや山登りなどのアウトドア先でも、温かくておいしいコーヒーを飲みたいものです。豆を挽くとこから始めて、湯を沸かし、器具を使って抽出して飲む。これらを楽しめるアウトドアコーヒーにおすすめの道具をご紹介いたします。
コーヒーミル
コーヒー豆は、挽いてしまうと酸化が進みやすく味も変化してしまうため、おいしいコーヒーを味わうなら、コーヒーミルを持参して直前に挽くのがおすすめです。
ポーレックス セラミック コーヒーミル ミニ
小型でハンドル部分も折りたたむことができます。小さいながら粒度の調節ができるのも魅力です。まさにアウトドアコーヒーを楽しむためのコーヒーミルと言えるでしょう。
ケトル
保温性の高い水筒などでお湯を持って行くこともできますが、沸かしたての湯に勝るものはありません。
GSI エクストリーム ティーケトル
注ぎ口が切り立った形をしているため、湯切れがよく、ハンドドリップにも使うことができます。開口部が広いため、中に細々とした他の道具を収納することも可能です。
バーナー
湯を沸かすために必要です。大きさや重さだけではなく、火力や安定性も重要です。
PRIMUS P-153 ウルトラバーナー
コンパクトで軽量、湯を沸かすには十分な火力もあります。防風性や耐久性も期待できます。
抽出器具
直火に当てて湯を沸かしつつ抽出できるものやフィルターを使いドリップして抽出するもの、粉と湯を入れ圧力をかけて抽出するものなどがあります。かかる手間やコーヒーの味わいなど好みに合わせて選んでください。下記は、代表的な抽出器具の名前と特徴です。
キャプテンスタッグ ステンレス製パーコレーター
パーコレーターと呼ばれるものです。直火にかけ沸騰させた湯が、中のパイプを循環することでコーヒーを抽出することができます。場所を取り、おいしいコーヒーを淹れるのは難しい器具ですが、アウトドアらしい雰囲気が魅力です。ステンレス製なので耐久性があります。
ボダム トラベルプレス
プレス式と呼ばれるものです。コーヒー粉と湯を一緒に入れ、フィルターの付いた軸を押し下げプレスすることでコーヒーを抽出することができます。ステンレス製の二重構造で保温性が高く、飲み口も付いているので便利です。フィルターなしの替えの蓋も付いており、タンブラーとしても使えます。
AEROBIE エアロプレスコーヒーメーカー
コーヒー粉と湯を一緒に入れ、注射器のようにピストンを手で押し、空気の圧力でペーパーフィルターに通し抽出します。ゴミが捨てやすく洗いやすいので、外でも楽に使えます。
ユニフレーム コーヒーバネット
ワイヤー式で軽量、折りたためてコンパクトになるドリッパーです。ペーパーフィルターをセットして使います。
GSI ウルトラライトジャバドリップ
素材はナイロンメッシュで、ペーパーフィルターが必要ありません。折りたたみ式の脚が3本ついているので自立し、カップにそのまま立てて抽出できます。
BIALETTI モカエキスプレス
直火式のエスプレッソメーカーです。コンパクトさに欠け重さもありますが、エスプレッソのような本格的な濃いコーヒーが飲みたい人に向いています。
ハンドプレッソ
ハンディ型エスプレッソマシンと呼ばれるものです。手で軽々持てるほど小型で電気も必要ないエスプレッソマシンです。湯と好みのカフェポッドやコーヒー粉をセットすれば、簡単にエスプレッソを淹れることができます。
マグ
せっかく、挽きたての豆とその場で沸かした湯を使い、時間と労力をかけて淹れた温かいコーヒーが、マグに入れて飲み切るまでに冷めてしまっては意味がありません。できるだけ保温性の高いものを使いましょう。
スノーピーク チタンダブルマグ
チタンは軽量な上に熱伝導性が低いため、コーヒーは冷めにくく、マグ本体は熱くなりにくいという良さがあります。
ダイネックス INSULATED CLASSIC MUG CUP
二重構造でその壁の間にはウレタン材が入っているため、保温力があります。カラフルなデザインも人気です。
アウトドアでコーヒーを楽しむための道具まとめ
アウトドアに最適な道具は数多くあり、アウトドアでもおいしいコーヒーを楽しみたい方がいかに多いのかがわかります。手軽なインスタントコーヒーもありますが、手をかけることを惜しまないのもアウトドアの醍醐味ではないでしょうか。