“Vanilio(ヴァニリオ)”の名から読める通り、今回のネスプレッソ・カプセルコーヒーはバニラフレーバーです。
バニラアイスを使ったアフォガートが美味しいように、バニラフレーバーのエスプレッソも、とても美味しいのです。そんなVanilioについて、今回はご紹介させていただきます。
しましま模様のフレーバー
しましま模様のカプセル、これがフレーバーコーヒーの目印です。フレーバーコーヒーには、画像の左からVanilio(ヴァニリオ)・Ciocattino(チョカティーノ)・Caramelito(キャラメリート)と、3種類があります。名前からわかる通り、それぞれバニラ・チョコレート・キャラメルのフレーバーが香ります。
これらのうち左の白いVanilioが、今回のカプセルです。
「Vanilio」の注目ポイント
- 程よく効いたバニラフレーバー
- ミルクやクリームとの相性の良さ
Vanilioのフレーバーと相性
ヴァニリオは、ベースがLivanto(リヴァント)なので、個性はあまり強くありません。そのため、かえってバニラの香りが良くたっています。しかしバニラの香りがガツガツと強いわけでもなく、「フレーバー」の域を越えない程よさが特徴的です。
砂糖:甘くして飲むと美味しい
少なくとも、砂糖は必須です。
というのも、バニラと言えば、甘い香りやバニラアイスなど「甘さ」が印象的なので無糖では物足りなさを感じてしまうからです。むしろどっと多くの砂糖を投入した方が、満足感を得られます。
砂糖はバニラの香りを活かすため、上白糖やグラニュー糖がオススメです。黒糖や蜂蜜では、その独特さが折角のフレーバーを邪魔しかねません。ここは無難に白い普通の砂糖を使うべきかもしれません。
ミルク:飲むアフォガート
ミルクの滑らかさは、バニラフレーバーと相性が抜群です。ミルクが加わる分少しばかり香りは弱まりますが、ミルキーさによって雰囲気はむしろ良くなります。
砂糖も加えて甘味を付けると、エスプレッソらしさとバニラアイスのような甘さが「飲むアフォガート」をイメージさせる一杯に仕上がります。しかし、カフェラテにするよりもオススメしたいのが、ホイップクリームを使ったアレンジです。
Vanilioの美味しい飲み方
こんな時にオススメ
- 晴れた日ののんびりした時間に
- ケーキなど洋菓子と一緒に
- アレンジが面倒なときに
ホイップクリームを乗せてみよう
ホイップクリームがオススメの理由は、コーヒーと混ざらないことです。
ウィンナーコーヒー(アインシュペナー)のように、エスプレッソの上にホイップクリームを浮かべてみてください。特に、エスプレッソは無糖のままで、ホイップクリームに甘みを付けてみてください。
すると、エスプレッソのほろ苦さと、ホイップクリームの甘さのコントラストを味わえます。さらに、ホイップクリームすくった瞬間、フワッと立ち昇ってくるバニラの香りが堪らないのです。バニラ風味が特徴的なヴァニリオは、ぜひホイップクリームをのせて楽しんでみてください。
シンプルさが美味しい、バニラフレーバー
ネスプレッソのカプセルコーヒー「Vanilio」の持つバニラフレーバーは、フレーバーの中でも入門編のようなカプセルです。それはCiocattinoやCaramelitoのような複雑さとは異なり、シンプルさゆえの飲みやすさがあるからです。また、そのシンプルさはアレンジのバラエティに柔軟に対応できるので、バリエーションが豊富なところも注目です。
飲みやすく扱いやすいフレーバー、Vanilioはフレーバー系カプセルコーヒーの一杯目にオススメです。