あっという間に暦は進んで、気づけばすっかり秋の装い。朝晩もすっかり気温が下がり、温かいコーヒーが昼夜問わず飲みたくなるなんて事も。そんな時に、季節を感じられるコーヒーのお供、フードペアリングをご紹介します。
秋には美味しいものが沢山!
“食欲の秋”とはよく言ったもので、秋は季節柄、多くの作物が収穫の時期を迎えます。その中には、もちろんコーヒーとの相性が良いも多く含まれています。今回は『秋』にフォーカスを当てて、コーヒーのお供にぴったりの物をご提案していきますね。
秋の食材はこんなに!
栗、カボチャ、サツマイモ、イチジク、リンゴにゴマやピーナッツ、柚子や蜜柑も秋のシーズンに入っているんですね。まだまだ色々な食材が旬を迎えていますが、上に表記した食材は、どれもコーヒーとの相性が良いものばかり。皆さんは秋旬の食べ物では何が好きですか?
それでは、コーヒーと一緒に楽しむ”秋のフードペアリングの秘訣”をお伝えしたいと思います。コンビニなどで手に入りやすいものを選んでいきますが、お菓子を作るのが好きな方は手作りしてみても楽しいかもしれませんね。それでは見ていきましょう!
サツマイモと深煎りのペアリング
サツマイモを使ったお菓子と言えば、スイートポテトや大学芋、芋羊羹が思い浮かびますね。その中でも特に“スイートポテト”はコーヒーと非常に合わせやすいと言えます。食材そのものもコクがあるのですが、バターやクリームが使われていることが多いので、コーヒーとの相性を更に深めてくれるのです。
スイートポテトには深煎りコーヒー
特に、まったりした舌触りは産地を問わず、寒い季節に飲みたくなる《深煎りのコーヒー》と相性が良いです。また、シンプルな香ばしさを感じたいのなら《コロンビア産》のコーヒー豆と合わせると、スイートポテトの焼き上がりの香ばしさだけでなく、サツマイモ自体の甘味もより強く感じることが出来るでしょう。
カボチャと中煎りのペアリング
カボチャのお菓子というとハロウィンのイメージが強く、秋になると色々なお店でカボチャのスイーツがこぞって販売されていますね。コンビニも例外ではありません。カボチャプリンやカボチャのケーキ、アイスもカボチャのフレーバーが取り上げられていたりします。
そんな中で、見た目も、コーヒーとの相性が良いものと言えばカボチャのケーキ。滑らかなクリームはコーヒーの持ち味である苦みを程よく持ち上げてくれますし、カボチャの甘味をより引き立ててくれます。
カボチャのケーキには中煎りコーヒー
カボチャ自体がかなり濃厚なので、合わせるコーヒーとしては《中煎り》程度のコーヒーがあっていると思います。また、産地で選ぶなら《パプアニューギニア》や《タイ》など、《アジア・太平洋エリア》の酸味・苦味のバランスがよいコーヒー豆が向いているでしょう。
リンゴは焼き菓子に!
リンゴは、焼き菓子の王道ですね!ドライフルーツになっているのも美味しいですが、やはり、焼き菓子に入っている時の存在感が強いように感じます。オススメのスイーツとしては、こちらも王道のアップルパイです。作るのも簡単な上、コンビニでの取り扱いも多いように思います。
リンゴの歯ごたえ、バターの香りは、コーヒーの香りにも更に深みを与えてくれます。もし、おうちでお菓子を作る方がいらっしゃれば、アップルパイのリンゴを『煮る』のではなく『焼いて』みてください。筆者もお菓子作りが好きな方です。
アップルパイと浅煎り〜中煎りコーヒー
バターとハチミツを落としたフライパンで焼き付けたリンゴを使うと、また一段と香ばしさが増します。焼きあがったアップルパイにバニラアイスを添えるだけで、おうちでも立派なカフェタイムです!
(買ったアップルパイもオーブントースターなどで少し温めるだけで雰囲気が変わりますよ!)
アップルパイと合わせたいのは《浅煎り~中煎り》のコーヒーです。これはリンゴの酸味を活かしたいのと、パイの部分を軽く食べるための工夫です。産地にこだわるなら《ケニア産》や《ハイチ産》の豆です。軽やかな酸味があり、重くなりがちなパイ菓子を食べやすくしてくれます。
コーヒーのお供は季節に合わせて!秋のフードペアリング3選 まとめ
コーヒーの秋のお供3選、いかがでしたか?秋は、新しいコーヒー豆が出始めたり、季節的にも飲みたい!と感じるコーヒーの種類が変わったりと、コーヒーにとっても皆様にとっても気分の変わり目になることが多いのではないでしょうか。そんな時こそ、季節に沿ったコーヒー&フードを楽しんでみてください。
今回ご紹介した組み合わせはほんの一例です。人の味覚には個人差がありますので、是非、ご自身の好きな組み合わせを見つけてみてくださいね。それでは楽しくて美味しいコーヒータイムをお過ごしください。