レストランでは食後にコーヒーが出てくることが多いですが、食事中にコーヒーを提供するお店は実は意外とありません。
とはいえ、食事中にコーヒーを飲みたいという方も少なからずいるはず。ここでは、食事中に飲むコーヒーとしてどのようなものがふさわしいのかを考えてみましょう！

食事の邪魔をしないコーヒーとは？

まず、食事中に最適なコーヒーの定義を考えてみます。やはり一番は「食事の邪魔をしない」ということが大前提です。あくまでコーヒーは付け合せ。何を食べるかにもよりますが、食事を中心にしてマッチするコーヒーを探してみましょう。

パンなどの朝食に合わせるコーヒー

朝食でパンを中心とした献立を食べるとしたら、おすすめはカフェラテやカプチーノといったミルク系のコーヒーです。
コーヒーの本場イタリアでは、朝から昼にかけてカプチーノなどのミルク系コーヒーを飲む傾向があります。逆に、昼以降ミルク系コーヒーを頼む人はほとんどいないそうです。
また、フランスでは朝食にパンとカフェオレを合わせるのが昔からの定番。カフェオレ・ボウルという大きな器の中にたっぷりのカフェオレを注ぎ、パンを浸して食べるそうです。このような習慣を聞く限り、やはり朝食時にはミルク系のコーヒーがマッチするようですね。

イタリアンに合わせるコーヒー

パスタなどのイタリアンを昼食に食べる方は多いのではないでしょうか。イタリア料理に合わせるコーヒーならば、深煎りの豆で淹れたものをおすすめします。
コーヒーは、焙煎によって味わいも大きく変わる飲み物。一般的に浅煎りだと酸味が強まり、深煎りだと苦味が増すと言われています。イタリアンはトマトを使う料理も多いので、酸味が強いコーヒーよりも苦味やコクが強いコーヒーのほうが食事の味を邪魔しないような気がしますよね。

こってりした料理に合うコーヒー

逆に、こってりした料理には浅煎りコーヒーが合います。酸味の際立つ浅煎りコーヒーが、料理の油っぽさを解消してくれるはずです。口内に残るこってりした油分を流す、という意味でも浅煎りのフルーティーなものがおすすめです。

食事中のコーヒーで得られる効果

実は、コーヒーを食事中に飲むことでダイエット効果があると言われています。コーヒーに含まれるカフェインは、脂肪の分解を行う酵素の働きを活発にさせる効果をもっています。また、胃を適度に刺激して消化を良くする効果もあります。
ダイエットを考えている方は、食事中にコーヒーを飲んでみるのも良いかもしれませんね。

食事の“重さ”に合わせてコーヒーをチョイスしよう

いかがでしたか？食事中に最適なコーヒーに関して紹介しました。上記で紹介した内容はあくまで一例です。食事中は自分が飲みたいもの、マッチすると思うものを飲めばそれがベスト。今回紹介した内容を参考に、メニューに合った最適なコーヒーを探してみてくださいね。