ノンカフェイン飲料として人気の穀物を使った代用コーヒーの中から、今日は「玄米コーヒーの作り方」についてご紹介します。とっても簡単に作れるので、自宅に玄米があるという方は、是非チャレンジしてみてくださいね。
玄米について
玄米とは、稲の果実である籾(もみ)から、籾殻を除去した米のことです。玄米の「玄」という字は、暗い・色が濃いという意味があり、精白されていない状態の特徴であるベージュ色をさしています。
玄米は、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでいるため、米飯・漬物・味噌汁の食事が中心の時代は玄米を食べるのが普通でした。しかし、白米に比べて、炊くのに燃料と時間がかかることと、食味が受け入れられず、だんだんと白米の需要が増え、現在に至っています。
玄米コーヒーとその効果
玄米コーヒーとは、煎った玄米を原料とした穀物飲料で、コーヒーの代用飲料として注目を集めています。煎った玄米にはデトックス効果があるのでむくみの改善に良いとされています。また、食物繊維が豊富なので便秘の改善にも役立つといわれています。体を冷やさないので、冷え性の方にもおすすめです。
玄米コーヒーの煎り方
- 玄米:15g
1. 玄米をフライパンに入れ、弱火にかける
2. 玄米がこげ茶色になるまでかきまぜながら煎る(写真は5分後,10分後のもの)
3. ちょうど良い色になったらフライパンから出す(写真は20分後のもの)
4. 粗熱がとれたらすりつぶして完成
こげ茶色になるまで、20分以上かかります。好みの色まで気長に煎ってくださいね。
玄米コーヒーのレシピ
- 玄米コーヒー 10g~15g
- はちみつ お好みで
1. カップに玄米コーヒーを入れ、湯をそそぐ
2. よくかきまぜて完成
玄米コーヒーを飲みながら、玄米も食べましょう。甘みをプラスしてもおいしいですよ。ペーパーフィルターで抽出すると、詰まることがあるのでご注意くださいね。
お好みでハチミツを
香ばしい一杯
玄米コーヒーは、香ばしい玄米香りと味わいが楽しめます。煎りたての玄米はコーヒーの香りに似ていますが、液体は薄茶色でお茶のようなあっさりとした口当たりです。
玄米コーヒーの作り方まとめ
玄米を使って、簡単に玄米コーヒーを作ることができます。いろいろな代用コーヒーの中でも、飲みやすく食べやすいのが特徴です。玄米には豊富な栄養素が含まれていて、デトックス効果も期待できるので、積極的に取り入れたくなるノンカフェイン飲料ですね。