かぼちゃコーヒーを試したことはありますか。かぼちゃのペーストをコーヒーと合わせるのか、それとも皮を焼いてコーヒーのように抽出するのか、想像が広がりますね。
今日はかぼちゃの種を使った「かぼちゃコーヒーの作り方」についてご紹介します。
かぼちゃについて
かぼちゃとは、ウリ科カボチャ族の総称で、果実のこと。原産は、南北アメリカ大陸で、現在の主要産地は中国、インド、ウクライナ、アフリカです。主に果実を食用とし、カロテンやビタミンを多く含む緑黄色野菜のひとつです。
甘みの強い品種は菓子の原料としてもり利用されています。収穫直後より、収穫後1カ月頃が糖化のピークで食べ頃です。
かぼちゃの種子について
かぼちゃの種子(パンプキンシード)は、食品としても市販されていて、パンや洋菓子のトッピングで用いられたり、オイルとしても利用されています。漢方では「南瓜仁(ナンカンニン)」と呼ばれ、生薬として虫下しなどに利用されています。
種子の栄養
かぼちゃの種子には、カリウム・マグネシウム・鉄・亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。種には、リノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸が含まれていて血中のコレステロールを低下させる効果があると言われています。
また、リグナンという成分が、女性ホルモンのバランスを整える効果があり、注目の成分となっています。
かぼちゃコーヒーの作り方
かぼちゃ下準備
- かぼちゃの種:10g
1. カボチャの種を熱したフライパンに入れ、煎る
▼煎って3分後
▼煎って6分後
2. こげ茶色になったら火からおろす
3. 粗熱が採れたらかぼちゃを粗くすりつぶしてかぼちゃコーヒーの完成
市販のかぼちゃの種を使用すると、6分から10分程度でこげ茶色になります。フライパンをゆすったり、へらでかき混ぜながら煎ると焦げにくいですよ。
かぼちゃコーヒーのレシピ
- かぼちゃコーヒー:8g~10g
1.ペーパーフィルターにかぼちゃコーヒーをセットする
2.コーヒーを抽出するのと同じように、湯で抽出して完成
かぼちゃの種は食べられますが、皮がついているので直接湯と合わせるよりも、ペーパーフィルターで抽出するのがおすすめです。
まるで浅煎りコーヒー
かぼちゃコーヒーは、浅煎りコーヒーのような香りと味わいです。抽出した液体はイエローがかっていて、コーヒー色ではありませんが、香ばしさとあっさりとした味わいは浅煎りのコーヒー豆に似ています。
クセがなく飲みやすいノンカフェインドリンクです。
かぼちゃコーヒーの作り方まとめ
市販のかぼちゃの種を使って、簡単にフレーバーコーヒーが楽しめます。かぼちゃコーヒーは浅煎りのコーヒー豆に似た香りと、あっさりとした味わいが特徴です。クセがないので冷やして飲むのもおすすめですよ。豊富な栄養を含んでいるかぼちゃコーヒーを、毎日の生活に取り入れてみませんか。