お菓子の原料や、お茶としても利用されるとうもろこしを代用コーヒーとして楽しんでみませんか。今回は、とうもろこしコーヒーの作り方をご紹介します。
とうもろこしについて
とうもろこしはイネ科の植物で、食糧・家畜飼料・コーンスターチ・油やバイオ原料としても利用されている世界三大穀物のひとつで、糖質・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでいます。
ちなみに、「とうもろこし」という呼称は、中国の国家「唐(トウ)」、植物のモロコシの伝来元「唐土(モロコシ)」からきており、現在日本国内では267種もの呼び方があるそうです。
疲労回復効果も
とうもろこしは、糖質が豊富なのでエネルギー補給に向いています。疲労回復効果や免疫力の低下を防ぐといわれているので、体調が思わしくない時や、疲れが溜まっている時などにおすすめの穀物です。
他の野菜に比べてカロリーが高いので、摂り過ぎないように注意してくださいね。
とうもろこしコーヒーのレシピ
- とうもろこし粉:8g
- お茶パック:1枚
鍋にとうもろこし粉末を入れ、弱火にかける
焦げないように常にかきまぜながら、コーヒー色になるまで炒る。5分ほどでインスタントコーヒーのような色になります、炒り具合は調整してくださいね。
炒ったとうもろこし粉末をお茶パックに入れ、湯を注ぐ
粉に湯が浸透した頃に、スプーンで少し圧をかけて成分を出す
しばらく置いて完成です
ペーパーフィルターで抽出すると、粉が細かすぎで目詰まりを起こすことがあるので、簡単に抽出できるお茶パックを使用するのがおすすめですよ。
ほんのり甘い旨味を感じる一杯
とうもろこし粉の代用コーヒーは、ほんのり甘く、そしてほのかに旨味が感じられる一杯になります。浅煎りコーヒーのような透明度の高いコーヒーは、とうもろこしの香りと甘さが楽しめます。ルイボスティーのような印象も感じられる、すっきりとした味わいのコーヒーです。
ノンカフェインなので冷やしてゴクゴク飲める
とうもろこしコーヒーは、アイスコーヒーにアレンジして楽しむとストレートティーのような味わいが楽しめます。カフェインを含んでいないため、利尿作用などによる脱水などの心配がないのが嬉しいポイント。暑い日、特に夏場喉が渇いた時にゴクゴク飲みたい人におすすめですよ。
ノンカフェインとうもろこしコーヒーの作り方 まとめ
とうもろこしコーヒーは、とうもろこしの甘い香りと味わいが楽しめるノンカフェインコーヒーです。すっきりと飲みやすく、甘いとうもろこしの余韻が口の中に広がります。カフェインを含まないノンカフェイン飲料なので、疲れた時の水分補給にもおすすめです。ホットでもアイスでも楽しめるとうもろこしコーヒー。この夏、常飲飲料として試してみてはいかがでしょうか。