コーヒーのアレンジといえば、カフェオレにしたり、キャラメルソースを加えたり、というイメージが広く一般的です。しかし、これらのアレンジはリフレッシュにはあまり適していません。
今回はリフレッシュしたい時のアレンジ方法を、いくつかご紹介していきます。
スパイスを入れる
スパイスによるアレンジは、一番手っ取り早い方法かもしれません。カフェやコンビニのコーヒーコーナーでもシナモンのトッピングが置いてあるように、スパイスとコーヒーの相性はとても良いです。
使用するスパイスは、シナモン、カルダモン、ナツメグといったところが主流です。特にシナモンについては、友人やお客さんにコーヒーを出すとき、シナモンスティックを添えて出すと喜ばれます。ありきたりですが、スパイスによる香りや風味の変化はリフレッシュにはうってつけです。
柑橘類の香りをつける
フルーツでカップの縁をなぞる
簡単に爽やかな香りづけをする方法として、“柑橘類フルーツでカップの縁をなぞる”方法があります。この方法の特徴は、コーヒーを飲む瞬間にフワッと香りが漂う点と、その反面コーヒーの風味をあまり阻害しないという点です。
また、レモンやオレンジ、ライムなど選ぶフルーツによって香りも全然違うので、気分に合わせて楽しむのも良いかもしれません。
エッセンスやビターズを使う
さりげなく香りを付けたい時にオススメなのが、エッセンスやビターズを使う方法です。エッセンスはオレンジやレモンなど幾つか種類があるので、好みに合わせて選ぶと良いかもしれません。
また、ビターズはカクテルには必須のお酒のため、「大人の珈琲」としてリッチな時間を楽しむことができるでしょう。
ピールを使う
オレンジピールやレモンピールはお菓子に使われるイメージが強いかもしれません。しかし、意外にもコーヒーのアレンジにも頻繁に使われます。
使うピールについても、砂糖水に漬けたピール、剥きたてのフレッシュなピール。また、オレンジかレモンかの違いにより、香りや風味が全然違います。
コーヒーにピールの香りを移す
時間があるときにオススメしたい方法として、小鍋にコーヒーとピールを入れて軽く煮出す方法があります。コーヒーは沸騰させない程度の弱火で数分間、じっくりと香りを移すと良いでしょう。
また、使うピールは砂糖水に漬けたものより、剥きたてのフレッシュなピールの方がオススメです。ピールは「皮の表面だけ」を使用しないと、苦みが出てしまうので気を付けてください。
レモン×アイスコーヒー:ドンレンフェー
ドンレンフェーというのは、広東語で「凍檸啡」という漢字の通りアイスレモンコーヒーです。中国以外でもスペインやポルトガルなどでアイスコーヒーを頼むと。同じようなコーヒーが出てきたりします。
準備物
- レモンスライス:1・2枚
- レモンの皮:適量
- アイスコーヒー:150ml
作り方
- レモンの皮を長めに剥き、また1・2枚スライスする
- グラスにクラッシュト・アイスとアイスコーヒーを注ぐ。
- アイスコーヒーにレモンを入れて皮を飾って完成です。
エスプレッソを冷やす:シェカラート
イタリアン・バールなどでよく見かけるエスプレッソのアイスコーヒーが、この「シェカラート」です。名前の通りエスプレッソを氷と一緒にシェークしたものです。
濃厚なエスプレッソをシェーカーで急冷したもので、キンキンに冷えたエスプレッソは喉越し抜群です。
準備物
- エスプレッソ:ダブル(60ml程度)
※もしくは深煎りのコーヒーを60ml - 砂糖:適量
- 飾り用のコーヒー豆:1粒
作り方
- シェーカーにレシピを全て入れて、氷を入れます。
※熱いコーヒーの場合、氷が解けるので少し氷を多めに入れると良いかも - シェーカーを強く振ります。
※ハードシェークの方が泡立ちは良くなります。 - 冷やしておいたグラスに注ぎ、コーヒー豆を飾って完成です。
リフレッシュできるコーヒー・アレンジ まとめ
今回ご紹介したように、リフレッシュしたい時にオススメの方法は主に「スパイス」「フルーツ」「冷やす」の3通りあります。もちろん、ここで挙げた方法以外にも、アレンジの手段は発想の分だけたくさんあります。仕事や勉強が行き詰まった時、ご紹介したコーヒーを参考にリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。