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コーヒーとプチパイの相性【フードペアリング】

コーヒーとプチパイの相性【フードペアリング】

サクサクとした食感とバターの風味が絶妙な、パイ系スイーツ!大好きな方も多いのではないでしょうか。今回は、コーヒーとプチパイの相性について見ていきましょう。

プチパイについて

プチパイ

プチパイとは、小麦粉とバターなどから作った小さめパイ生地に、甘く煮たフルーツやナッツなどをのせた洋菓子です。惣菜や肉類をのせ、料理として楽しむものもあります。

パイ生地の食感の謎

パイ生地がサクサクするのは、パイ生地に含まれたバターが加熱によって沸騰する時に、生地の中に気泡が発生するから。その気泡が独特の食感を生みだすのだそうです。

昔は容器として考案された?

13世紀頃、パイはかまどで作る包み焼き料理として利用されることが主流で、分厚く硬く作られ、パイそのものを食すということはなかったのだそうです。食べるためのパイレシピが登場したのは16世紀頃で、徐々にヨーロッパ全域に広まったといわれています。

プチパイにおすすめのコーヒー

コーヒーとプチパイ

プチパイにおすすめのコーヒーは、深煎りのブレンドコーヒーです。パイの具材との相性もありますが、柑橘系のものと合わせるなら少し酸味のある高地産のコーヒー。ナッツやチョコレート系のものでしたら苦みが楽しめるコーヒーがおすすめです。

実際にあわせてみました

今回は、タンザニアやブラジルがメインの深煎りコーヒーと、オレンジとカスタードを使ったプチパイをペアリングしてみました。タンザニアがメインの深煎りコーヒーはビターな風味の裏にかすかな酸味が感じられ、あっさりとした口当たり。柑橘類を使ったプチパイと合わせることで、コーヒーのビターな風味をおさえながら、カスタードとフルーツの甘味をすっきりとクリアに楽しむことができました。

コーヒーとプチパイの相性 まとめ

コーヒーとプチパイの相性は、プチパイの具材にあわせてコーヒーを選ぶことでとても良くなります。柑橘系のパイならば、少し酸味を感じる高地産の深煎りコーヒーがおすすめですし、ナッツやチョコレート系のパイならば、苦みが楽しめる深煎りコーヒーがおすすめです。コーヒーを先に決めてからプチパイを選ぶのも楽しいですよね。是非、色々な季節のプチパイとともにコーヒーを楽しんでみてくださいね。

About the Author

AMIAMI

愛知県生まれ。親族がコーヒー卸売業を営み、幼少より喫茶店とコーヒーに親しみがある。ブラジルコーヒー鑑定士・SCAAカッピングジャッジなどの受講経験、焙煎経験あり。コーヒーは焙煎したてより、寝かせてから飲みたい派。猫と、物作りが好き。