スコーンは、英国式アフタヌーンティーには欠かせないサクサクの焼き菓子です。今ではコンビニやカフェでもよく見かけますよね。今回はコーヒーとスコーンの相性について考えてみました。
スコーンについて
スコーンとは、小麦粉や大麦粉にミルクやバターを加え、成型して焼いた菓子の一種です。スコットランド料理のバノックという菓子が起源とされていて、15世紀初頭の文献に初めて登場しているそうです。スコットランドから全英へと広まった後、全米でもよく食べられている菓子となりました。
色々なスコーン
伝統的なスコーンは砂糖を使用しませんが、アメリカでは、砂糖の他にドライフルーツなどを入れて甘くしたり、玉ねぎなどの野菜を加えて惣菜のようにしたり、何かしら加えるのが主流です。日本でも抹茶粉を入れたり、クリームをサンドするなど、その地域独自のスタイルで色々なスコーンが楽しまれています。
スコーンにおすすめのコーヒー
スコーンにおすすめのコーヒーは、ほろ苦さも感じられる深煎りコーヒーです。コロンビア産やタンザニア産のコーヒー豆をメインにしているものがおすすめですよ。
実際にあわせてみました
今回は、コロンビアがメインの深煎りブレンドコーヒーとチョコチャンクスコーンをあわせてみました。スコーンに入っているチョコは甘いですが、生地は甘さ控えめ。コーヒーとあわせることでサクサクの食感をしっとりと楽しめて、コーヒーのほろ苦さもマイルドにしてくれました。
コーヒーとスコーンの相性まとめ
コーヒーとスコーンの相性は、甘さとほろ苦さが感じられる深煎りコーヒーとあわせることでより良くなります。スコーンの生地は甘さ控えめなものが多いのですが、何か甘いトッピングと一緒に食べる機会が多いので、ほろ苦さがあるコーヒーとあわせるとコーヒーはマイルドに楽しめますし、スコーンはしっとりとした食感を楽しむことができます。