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コーヒー用語集【か行(く)】⑤

コーヒー用語集【か行(く)】⑤

コーヒーの専門用語について紹介していく当コラム。ここでは、引き続き「か行」のコーヒー用語を見ていきましょう。

砕け豆

欠点豆

欠点豆の一種。コーヒー豆を精製していく課程で、砕けてしまったものを砕け豆と言います。砕け豆が発生する原因としては、機械による物理的な破損の他に過度な乾燥といった理由が挙げられるそうです。

また、砕け豆の中でも貝殻のように割れた豆を“貝殻豆”と呼ぶこともあります。

グラインダー

137-コーヒーミルを選ぶ時のコツ

焙煎したコーヒー豆を挽くための器具をグラインダーと言います。「ミル」と呼ばれることもあり、コーヒーを淹れるためには欠かせないものです。最近では、電動で気軽に豆を挽くものが主流になっています。

グラインダーの詳細についてはコチラ

グラインド

上記で説明した「グラインダー」を用いて、豆を挽き粉状にする工程を「グラインド」と言います。グラインドには粗挽き・中挽き・細挽き・極細挽きの4段階があり、それぞれに適した淹れ方があります。市販されているペーパードリップ用のものは、一般的に中挽きの豆であることが多いです。

グラウンドコーヒー

グラインダーを用いて、挽いたコーヒー(グラインドした)粉状の豆を「グラウンドコーヒー」といいます。それに対して、焙煎した状態の豆のことを「ホールビーンズコーヒー」といいます。

クラシフィカドール

ブラジルにおけるコーヒーの鑑定資格のこと。コーヒー豆の販売・買い付け・輸入などを行なう上で必要な商業的知識、コーヒー豆の格付けやブレンドを行うための知識技術を取得した人だけが「クラシフィカドール」を名乗れます。

ブラジルにある「サントス商工会議所」が運営を行う養成学校で、研修を受けることで試験を受講することができるシステムになっています。

グラッシー

グラッシーとは、コーヒーの香りを表現する際に使われる言葉の1つです。“青草のような香り”を意味しており、熟していない豆を使うとこの香りが強く生まれるそうです。

グリーンコーヒーグリーンコーヒー

焙煎前のコーヒー生豆のことを「グリーンコーヒー」と言います。真っ赤に完熟したコーヒーチェリーを精製していき、種子の部分のみにすると緑色に近いことからこのような名前で呼ばれています。

抗酸化作用のあるクロロゲン酸が優れているとされており、ダイエットや健康志向の方に人気があります。

グレード

コーヒー生豆に対する格付けや等級のことを「グレード」と言います。原産国によってグレードの基準が異なり、豆の大きさ(スクリーン)・欠点数・生産地・形の均一・高度などによって値段が決められています。

クレオソティー

コーヒーの味を表現する際に使われる言葉。焙煎の深いコーヒーの際に感じる、焦げたような苦い風味のことを言います。この感覚を“スモーキー”と表現する方もいるそうです。

クレマ

086-どこを見るべき?エスプレッソカップの選び方

エスプレッソを淹れた際に生じる表面のきめ細かい泡のことを「クレマ」と言います。良いエスプレッソほどキメが細かい均等な大きさのクレマが生じると言われています。

エスプレッソは圧力をかけて抽出するため、ドリップなどで抽出した場合に排出されていく“ガス”が抜けることなく、クレマとして発生するのです。

クロップ

コーヒーの“生豆”を意味する言葉。収穫時期によりニュークロップ(最新の収穫豆)、カレントクロップ(同年度の収穫豆)、パストクロップ(前年度の収穫豆)、オールドクロップ(前々年度以上前の収穫豆)に分けられます。

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