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コーヒー用語集【は行(ふ)】⑦

コーヒー用語集【は行(ふ)】⑦

コーヒーの専門用語について紹介していく当コラム。今回は、引き続き「は行」のコーヒー用語を紹介します。

フラスコ

コーヒーサイフォンについている部品の1つ。サイフォンは、ロート・フラスコ・フィルターからなる抽出器具で、フラスコに入れてある水を加熱することで、上部のロートに移動。コーヒーの粉と混ざりあうことで抽出される仕組みになっています。

サイフォンコーヒーの器具と使い方についてはコチラ

ブラックコーヒー(ブラック)

浅煎りはどんな時におすすめ?

抽出したコーヒーに、砂糖やミルク等の調味料を何も入れない状態を「ブラック(ブラックコーヒー)」と表現します。コーヒーそのものの味がダイレクトに感じられるため、抽出方法や豆の種類にこだわって淹れることで“美味しいブラック”を飲むことができます。

プアオーバー

ハンドドリップのことを、アメリカでは「プアオーバー」とも表現します。アメリカの西海岸(カリフォルニアやサンフランシスコなど)を中心に広まった表現で、特徴としては浅煎りのコーヒー豆を丁寧に抽出する点にあります。

ブラックビーン

欠点を抱えるコーヒー豆(欠点豆)の一種。内部もしくは外部の半分以上が黒くなっている生豆を指します。コーヒーノキから地上に落ちて土内で発酵してしまったことが原因だと言われています。

フラット

日本人が「フラット」と聞くと、“平均的な、平坦な”といったイメージを持つかもしれませんが、コーヒーの世界では非常にネガティブな意味を持つ言葉です。古くなって酸化・劣化したコーヒーの味を指します。

プランジャーポット

「プランジャーポット」は、“メリオール”“フレンチプレス”とも呼ばれることがある抽出器具。フランスでコーヒー用に開発されたのが発祥とされていますが、紅茶の抽出器具としての方が有名かもしれません。

最近は、北欧系の浅煎りコーヒーを淹れるのに最適な方法として再び広く使われるようになってきました。

コーヒーの抽出器具についてはコチラ

フリーズドライ

インスタントコーヒーとは

「フリーズドライ」は、インスタントコーヒーを製造する方法の1つです。濃縮させたコーヒー液を−50℃程度で急速冷凍させたあと、真空状態で乾燥させる方法です。第2次世界大戦後のアメリカで開発された方法と言われています。

フリープア

カフェラテの上層部にミルクを使って絵を描く“ラテアート”のテクニック。ミルクをエスプレッソに流し巧みに操ることで絵柄や文字を描きます。上級者になると、アニメキャラクターなどの顔も自由自在に書けるようになるのだそうです。

フルシティロースト

フルシティロースト_焙煎_深煎り

コーヒーの焙煎度合を8段階に分けたうちの1つ。焙煎が強い方から見て上から3番目に位置しており、“中深煎り”程度だとされています。フルシティロースト以上に焙煎を強めると、酸味はほとんど無くなり“深煎り”の状態になります。

フルシティローストについてはコチラ

フルーティー

コーヒーから感じる香りや風味を表現する言葉。一般的には柑橘系のフルーツを思わせるポジティブな香りを「フルーティー」と表することが多いです。

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coffeemecca編集部

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