コーヒーをもっと趣味に

GLAUBELL COFFEE

GLAUBELL COFFEE

世田谷の心休まる空間で上質なコーヒーを

東京の東寄りに住む人間から言わせると「世田谷区」は単語からして敷居が高い。迂闊な格好でふらりと歩けない、という勝手なイメージを膨らませていましたが、実際に足を運んでみると肩肘張る必要も全くない想像以上に居心地も良い街です。

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下北沢から徒歩10分ほど、世田谷代田、新代田を結ぶ環七通りは住宅街に溶け込むように素敵なカフェが軒を連ねています。2016年7月にオープンしたGLAUBELL COFFEEもそのひとつです。

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元々コーヒーの卸売りを主としていたGLAUBELL COFFEEはネット販売や喫茶店、カフェなどに豆を提供しており、その数はおよそ40店舗ほどとのことです。

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お店に入ると、可愛らしいフクロウのロゴがお迎えしてくれます。

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席は入り口付近に3人ほどが座れるカウンターテーブルと、小さなテーブルが2つ。広くはありませんが、外から入る陽差しが明るく、居心地のよい店内です。

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メニューは王道のコーヒーショップという感じで、ドリップ系とエスプレッソ系。デカフェメニューも揃えている点は妊婦さんにも嬉しいところ。この点は女性オーナーらしい視点です。他のお店では見慣れない「レモンコーヒー」なる文字も。こちらは後述します。

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お店ではコーヒー豆の販売も行っています。カウンターに並べられたコーヒーはパッケージも個性的で可愛らしいです。深煎りの「ドーナツブレンド」を筆頭に、シングルオリジンのラインナップも豊富です。

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カフェラテはコーヒー豆の柔らかい甘さが特徴的な一杯です。使用されている牛乳は、木次乳業のパスチャライズ牛乳。生クリームのような滑らかさと仄かな甘さが、コーヒーを引き立てます。

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コーヒーのお供には「あんトースト」がオススメ。厚切りのトーストに濃厚な木次バターと甘すぎない餡子の組み合わせは、シンプルを極めた贅沢な一品です。

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グランドメニューのコーヒーやラテも勿論美味しいですが、こちらのお店で一度飲んでいただきたいのが「レモンコーヒー」、岡山にある「かぴばらこーひー」のオリジナルドリンクのレシピで作られたものとのことです。

レモンの渋みがコクという形に昇華され、コーヒーの苦みと上手く混ざりあった個性的な味ですが、不思議とまた飲みたくなります。

シロップに漬けたレモンは皮ごと食べることができます(レモンの皮を食べたのは生まれて初めてかも)。

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近隣に住んでいると思わしき方が絶えず訪れるアットホームなお店、という印象です。年齢層も幅広く、柔らかい空気が流れる店内はコーヒーを通じて地元の人が交流する憩いの場となっています。

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なお、最近コーヒーショップに行くと目にする「PRANA CHAI」も置いてありました。コーヒーが苦手な方も是非足を運んでみてください。

GLAUBELL COFFEE 店舗情報

住所: 東京都世田谷区代田5-7-9 1F

移動時間: 世田谷代田駅から徒歩2分

営業時間: 〔金・土〕13:00~18:00
※2017年5月9日より営業日・営業時間が変更されています

定休日: 日、月、火、水、木曜

wifi: なし

電源: なし

喫煙: 不可

HP: http://www.glaubell.net/

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。