コーヒーをもっと趣味に

Dear All

Dear All

笹塚から全ての人へ

新宿あたりから西に延びる甲州街道。交通量も多く、道路沿いは飲食店も軒を連ねていますが、ラーメン屋やファストフードチェーンが立ち並ぶばかりで、洒落たカフェなどを目にする機会はありませんでした。

Dear All_shop

そんな甲州街道のイメージを取り払う異色の空間、笹塚に2016年6月オープンしたDear Allはまさに洗練された大人のコーヒーショップです。

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笹塚駅から代田橋方面に向かって甲州街道を3分ほど歩くとお店が見えてきます。コンクリートの質感が特徴の外装と、店先には鉢に植えられた常緑樹が目印です。

入り口は引き戸で、これが結構面白いです。開き戸文化の海外の方はドアを押しちゃって、あれ開かない、ってなったりします。

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お店に入るとミニマルな清潔感のある空間。天井も高く開放感もあります。

一人がけの小さめのテーブルから4人で座れる長いものまで、真っ白な店内を囲うように配置された席。程よく席の間隔が空いているので、ストレス無くゆったりとした時間を過ごすことができます。

Dear All_interior2

黒いローテーブルに置かれた花瓶は白を基調とした店内にアクセントを与えています。季節によって花を変えており、それによって訪れる度にお店の表情も少しずつ異なります。

Dear All_menu

ドリンクメニューはハンドドリップ、エスプレッソ系はアメリカーノ、カプチーノ、エスプレッソトニックなど。コーヒー豆はSingle Oをメインとして使用しています。また、コーヒー以外にもホットチョコレートなども提供しています。

Dear All_espresso

エスプレッソはLa Marzoccoによる抽出。口を近づけた瞬間に判る華やかな香り、しっかりとしたコクと果実味が凝縮された、朝の目覚めに最適な一杯です。

Dear All_cafe latte

カフェラテはミルクの優しい甘さとコーヒー豆の香ばしさがバランス良く、勿論単体でも十分に美味しく頂けます。

Dear All_carrot cake

ラテのお供に食べたいキャロットケーキ。フードは同じく笹塚にあるパン屋「オパン」によるもので、程よい甘さのクリームチーズと、歯ごたえのあるキャロットやクルミの食感。ブラックコーヒー、ラテのどちらとも相性ばっちりです。

Dear All_toast

シーズナルオープンホットサンドは朝食や小腹を満たしたいときに食べたい一品。コーンビーフとマーマレードという一見すると意外な組み合わせのホットサンドは、一口目で思わず笑みがこぼれる美味しさです。

チーズのコクとコーンビーフの塩気、最後にやってくるマーマレードの甘さ。スパイスが効いているので、組み合わせはエスプレッソよりラテがお薦めです。

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訪れる方は年齢層も幅広く、地元の方からSNSを見て来る人。国内外問わずお一人様から団体まで。まさに「Dear All」を地で行くお店です。

個人的に好きな時間帯はオープンから午前。大きな窓から見える常緑樹と明るく差し込む陽の光は一日に活力を与えてくれること間違いなしです。

Dear All 店舗情報

住所:東京都渋谷区笹塚1-59-5

移動時間:笹塚駅から徒歩3分

営業時間:火~金 10:00~20:00 / 土 9:00~20:00 / 日 9:00~19:00

定休日:月曜日(但し、連休中はオープンする場合アリ)

wifi:不明

電源:不明

喫煙:不可

HP:http://dearalltokyo.com/

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。