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UCCコーヒー博物館とは?

UCCコーヒー博物館とは?

UCCコーヒー博物館という名の、日本で唯一のコーヒーの博物館をご存知でしょうか?UCCコーヒー博物館は、神戸市のUCC本社のすぐ隣にあります。ここではコーヒーの歴史や知識に関する展示だけではなく、カフェがあったり様々なイベントが開かれたりしています。

博物館と聞くと堅苦しいイメージかもしれませんが、実際は気軽にコーヒーを楽しめる場所なのです!

UCCコーヒー博物館へのアクセス

UCCコーヒー博物館へのアクセスで最も一般的な方法はポートライナーです。神戸の中心である三ノ宮駅からポートライナーで「北埠頭行き」に乗ります。(神戸空港行きと間違えないように注意してください。)

そして南公園駅で降りると、改札を出て右手に博物館が見えます。

これがUCCコーヒー博物館です!!

UCCコーヒー博物館を見てみよう

UCCコーヒー博物館に入り受付を済ませると、まずはエスカレーターで上まで一気に登りましょう。この博物館では、エスカレーターで上まで登ってから、スロープに沿って下りながら見学していきます。

ここからコーヒーの世界へ、どっぷり入っていきます。

展示室1:起源

まずはコーヒーの起源と歴史です。ここではコーヒーの歴史をまとめたビデオで、一連の歴史を見ることができます。

そして注目は、コーヒー原産地エチオピアの展示です。原産地で古くからの伝統的な習慣、カリオモン(通称コーヒーセレモニー)で使用される道具が展示されています。

日本ではなかなか見られないものです。このような珍しい道具が、この後もどんどん出てきます。それでは次の展示室へ行きましょう!

展示室2:栽培

次の展示室へ至るスロープには、コーヒー農園のパノラマ写真が貼られています。そして左下には、コーヒーの栽培方法の紹介が少し見えると思います。

その通り、ここではコーヒーの栽培がテーマとなっています。

例えばUCCの主力商品「ゴールドスペシャル」一袋がどのような経緯を辿っているのか解りやすく展示しています。

また普段では決して見ることのできない希少品種のコーヒー豆の展示もあり、コーヒー豆好きには堪らないブースです。

次の展示室の前に……

次の展示室……と言いたいところですが、その前に見ておきたいポイントがあります。それは展示室へ至るスロープです。

ブラジルやエメラルドマウンテンなど有名な地域から、オーストラリアのような意外な地域に至るまで、様々なコーヒーの麻袋が飾られています。中にはセントヘレナなど、場所すら知らない地域さえあります。

展示室3:鑑定

ここでは鑑定から出荷までを紹介しています。

鑑定ってなんだ?と思う方もいるでしょう。鑑定とは、コーヒー豆に不良品が混ざっていないか確認する作業(カッピング)のことです。等身大人形がカッピング作業を行っていたり、ビデオで紹介されたりしています。

そして皆さんに体験していただきたいのが、先ほどの麻袋の重さ体験です。何と一袋60kgもあるのです。二人掛かりでも浮かせるのがやっとというのに、現地では数袋を担いで歩くのだから驚きです。

袋に詰められて出荷されたコーヒーは次の過程へ移ります。

展示室4:焙煎

出荷されたコーヒーは国内で焙煎されます。ここでは焙煎機の模型があり透明の透かしもあるので、焙煎機の構造や様子を詳しく見ることができます。

また、この展示室へのスロープでは、焙煎ごとにコーヒー豆が色分けされています。

展示室5:抽出

ここは見逃せないブースです。

ここには昔使われていた貴重な抽出器具が、たくさん置かれています。カフェの発祥地アラブの器具や、初期のエスプレッソ、そしてエスプレッソ以前のヨーロッパの器具もあります。

そして、何とこれらの器具は今でも現役で使用可能で、ビデオでその淹れ方を見ることができます。

またここには幻のコーヒーこと、「ブルボン・ポワントゥ」も展示されています。

展示室6:文化

最後のブースもまた面白いのです。コーヒーに関する本や切手、そして画像のようなエヴァンゲリオンの缶コーヒーが置いてあります。

ただここの最大の注目点は、コーヒーカップです。世界各国の有名ブランドや珍しいコーヒーカップが展示してあります。中でも「ひげのある人用のコーヒーカップ」は見ものです。どんなカップなのかは、行ってみてのお楽しみ(笑)

その他にも楽しみがいっぱい

そのほかにも随所にコーヒーの歴史や知識に関する展示があります。そして一通り見学をしたら終わり……ではありません。他にも楽しめるものがいっぱいあるのです。

テイスティングコーナー

ここでは2種類のコーヒーの飲み比べができます。どんな種類かはその月次第です。また試飲できる時間帯に限りがあるので、事前に時間をチェックしておくとオススメです。

Q&Aコーナー

ここでは展示の内容のテストが受けられます。

出題は展示の中からで、簡単かと思いきや意外とこれが難しいのです。そんな難しい問題ですが、合格すると嬉しいプレゼントがもらえます。ぜひ挑戦してみてください。

ミュージアムショップ

ここのミュージアムショップも意外な見ものです。

コーヒー豆やコーヒーに関する本はもちろんのこと、麻袋入りのコーヒー豆や、麻の布のブックカバーなどが売っています。そして何といっても、「コーヒーの木」が売ってあるのです。家に持ち帰って育ててみてはいかがでしょうか?

私の個人的なオススメグッズ、画像のメモパッドです。

これはメモ書きを折り紙のように折ると、缶コーヒーの見た目になるのです。オシャレなだけではなく、おもしろい話題性や実用性もあります。またコンパクトで誰もが使うメモなのでお土産にもピッタリです。

喫茶室コーヒーロード

博物館を見終えたら、最後はカフェで一休止してみてはいかがでしょうか?

博物館併設の「喫茶室コーヒーロード」は、他の上島珈琲店とは一味違います。ここでは様々なシングルオリジンの豆、とりわけ珍しい高級コーヒー豆も取り扱っていたりしています。またコーヒーの抽出方法もいろいろあります。

そして筆者は物珍しさからトルココーヒーを注文しました。さすが博物館併設のカフェです。

ここに行けば、コーヒーに詳しくなれる

UCCコーヒー博物館では貴重な展示や様々な情報だけでなく、定期的にイベントも開催しています。さらに隣の本社には、UCCコーヒーアカデミーもあります。つまり、ここへ行くだけでコーヒーに詳しくなれるのです。

ぜひ神戸や大阪へ行かれた際は、訪れてみてはいかがでしょうか?

About the Author

汐井有

モットーは専門化したコーヒーについて、詳細を伝えつつ噛み砕いた説明で興味を持ってもらうこと。 専門的な記事と解りやすい記事の両方を書こうと思っています。