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堀口珈琲 #5 SMOOTH&CHOCOLATY

堀口珈琲 #5 SMOOTH&CHOCOLATY

チョコレートのような、まろやかなコーヒーが好きな方におすすめのブレンドを紹介します。そのような方にぜひ飲んで頂きたいコーヒーが、今回紹介する「堀口珈琲 #5 SMOOTH&CHOCOLATY」です。

こんな方にオススメ

  • ペーパードリップが好きな方
  • チョコレートのような落ち着いたコーヒーが好きな方
  • ストロングなコーヒーは苦手だけど、コクのあるコーヒーを飲みたい方

堀口珈琲のこの#5のブレンドは、コクと口当たりがとても良いので、落ち着きたいときにうってつけです。また、ペーパードリップで抽出することで美味しくなるとされるコーヒーなので、手軽に楽しみたい方にもおすすめです。

堀口珈琲 #5 SMOOTH&CHOCOLATY 今回の飲み方

ペーパードリップ(コーノ式名門ドリッパー)

堀口珈琲 #5 SMOOTH&CHOCOLATY_ドリッパー

  • 豆の分量:35g(二人前)
    チョコレートらしさを味わいたい時は、少し豆の分量を増やして濃いめに抽出するのがオススメです。
  • 挽き具合:中挽き
  • 抽出温度:85℃

サイフォン

堀口珈琲 #5 SMOOTH&CHOCOLATY_サイフォン

  • 豆の分量:18g(一人前)
  • 水の分量:150ml(一人前)
  • 挽き具合:中粗挽き

クリーミーなチョコレート

堀口珈琲 #5 SMOOTH&CHOCOLATY_コーヒー

このコーヒーの最大の特徴は、スムーズな飲み口、チョコレートのような柔らかさとコク、そしてほどよい苦みです。

口当たりはとても滑らかで、トロリとした感触で生チョコレートを食べているような感覚に包まれます。そこに、程よく柔らかな苦みを感じさせ、滑らかさと一緒に流れていくようなイメージです。

酸味は弱く、柔らかな苦みと深みのある滑らかなコクが中心で、甘みをほんのりと感じます。カカオ60%くらいの「ちょっと苦みの効いた大人のチョコレート」という表現がこのコーヒーの味を表すのに適切です。

飲みやすさならサイフォンで

サイフォンは器具の特性上、味のブレが少なく平坦でスッキリとした味に仕上がるので、滑らかさと相まって飲みやすいコーヒーを淹れることができます。

その反面、苦みが強めに出てしまう傾向があり、コクという点でペーパードリップに劣っている印象があります。そのため、サイフォンで抽出したコーヒーは、チョコレートらしいかと問われると微妙なところです。

ペーパードリップでコク深く

対してペーパードリップの場合、飲みやすさはサイフォンより若干劣りますが、まろやかさと苦み、深いコクが感じられ、「ビターでまろやかなショコラ」という感じがします。

チョコレートと一緒に

今回のコーヒーは “CHOCOLATY” の名を冠するようにチョコレートやカカオとの相性が抜群です。コーヒー自体は苦みがあるので、スウィートチョコレートやホワイトチョコレートなど、上品な甘さのあるチョコレートとの組み合わせがおすすめです。

また、チョコレートと一緒に食べるだけでは少々つまらないので、今回はココアを使った「モカ・ジャバ」をこれからご紹介します。

堀口珈琲 #5 SMOOTH&CHOCOLATY_ジャバ

モカ・ジャバの材料

  • コーヒー:80ml
  • ココアパウダー:スプーン3杯
  • 砂糖:適量
  • 牛乳:50ml
  • ホイップクリーム:適量

モカ・ジャバの作り方

  1. 小鍋でココアパウダーにコーヒーを少しづつ入れて溶かしていきます。
    ※コーヒーは沸騰させないように注意!
  2. 砂糖を入れたカップに①と温めた牛乳を注ぎます。
  3. ホイップクリームと好みでココアパウダーなどを振りかけて完成です!

堀口珈琲 #5 SMOOTH&CHOCOLATYまとめ

口の中で溶けていくチョコレートのような味なので、コクと苦みを感じられるうえに飲みやすいコーヒーです。そのため、このコーヒーを「理想のコーヒーに近い」と感じる方もいるでしょう。

このブレンドのもつ滑らかさ、是非みなさんに味わっていただきたいです。

豆の情報(ブレンドの配合:2016年6月時点)

  • コスタリカ:クレストネス、デュラスノス
  • グァテマラ:ラ・メルセー
  • コロンビア:ラ・ピラミド

豆の情報(店舗情報など)

  • 名称:堀口珈琲 #5 SMOOTH&CHOCOLATY
  • オススメの飲み方:ペーパードリップ
  • 焙煎:フルシティロースト
  • 購入店:堀口珈琲
  • 購入店URL:http://www.kohikobo.co.jp/

About the Author

汐井有

モットーは専門化したコーヒーについて、詳細を伝えつつ噛み砕いた説明で興味を持ってもらうこと。 専門的な記事と解りやすい記事の両方を書こうと思っています。