疲れている時には、コーヒーの一杯でも飲んでリラックスしたいものです。コーヒーは、香りや風味、シチュエーションによってもその効果は変わってきます。ここでは、疲れている時におすすめのコーヒーを見ていきましょう。
コーヒーにはリフレッシュ効果が
気分転換にコーヒーを飲む方は多いのではないでしょうか。これは単純に気持ちの問題だけでなく、カフェインの効果によるものとも考えられます。カフェインの覚醒作用によって、“頭が冴える”感覚がリフレッシュしたように感じるのだとされています。
カフェインによる排出効果
また、カフェインには体内の代謝を活発にして排出機能を高める効果もあるとされています。体内の余計な物質を尿として排出する利尿作用があり、必要な栄養素だけを貯めておくことができるそうです。
代謝が早くなり身体の細胞のサイクルが良くなることで、筋肉の回復も早くなると言われているのです。
疲れた時は糖分を
疲れている時には、糖分を摂取すると良いと聞いたことはありませんか?確かに、疲れているときは身体が甘いモノを欲しがります。これは、糖分がエネルギーに変換されやすいことが関係しているとのこと。
つまり、糖分を摂取することで効率的にエネルギーを身体に蓄えることができるのです。
糖分とカフェインを摂取できるコーヒー
カフェインによる排出効果、エネルギー不足による糖分欲求。これらのことを考慮すると“カフェインが多く、糖分の含まれているコーヒー”が、疲れている身体にはおすすめだと言えます。
ドリップコーヒー
実は、エスプレッソで抽出したものよりもドリップコーヒーの方がカフェインの含有量は多いのです。
つまり、ドリップコーヒーに砂糖をたっぷり入れて飲めば、疲れた身体にも効果的!いつもはブラックで飲んでいる方も、「疲れているなぁ…」と感じるときはドリップコーヒーに砂糖を入れて飲んでみてください。(とはいえ、糖分の取りすぎには注意ですが…)
酸味の強い北欧風浅煎りコーヒー
カフェインは、焙煎を進めるほど少なくなっていきます。つまり、浅煎りのコーヒーの方がカフェイが多く含まれているということになります。
北欧では、酸味の強いフルーティーな浅煎りコーヒーが好んで飲まれています。フルーティで酸味の強いコーヒーは、疲れている身体にもピッタリです。北欧コーヒーは香り高く、香りを嗅ぐことでもリフレッシュできます。
砂糖を入れて飲めば糖分も摂取できるので、疲労回復にも効果があるのではと思われます。
糖分の摂りすぎは眠気を誘うので注意!
疲れているときは、糖分を摂取することでスムーズにエネルギーを蓄えることができます。ただし、コーヒーを飲んだ後も長時間仕事をしなくてはならない時などは、血糖値の急激な上下により眠気を催すことがあるので注意が必要です。
そのため、糖分入りのコーヒーを飲むのであれば仕事後のリフレッシュとして。もしくは仮眠をとって眠気を覚ましてから再度集中するようにしましょう。
疲れてる時におすすめのコーヒーまとめ
コーヒーは、忙しい時やゆっくりしたい時、疲れている時には良き“相棒”となってくれることが多いです。疲れてしまっている…と感じた時は、エスプレッソではなくドリップを。ブラックではなく砂糖入りで。そういった飲み方を意識してみてくださいね。