コーヒーを“良き相棒”として、試験に向け普段以上に勉強に根を詰める方も多いのではないでしょうか。眠気覚ましやリフレッシュのためなど、その目的は様々。今回は、勉強中におすすめのコーヒーについて考えてみましょう。
勉強中の眠気解消にはどんなコーヒーがいい?
勉強中にコーヒーを飲む目的から考えてみましょう。やはり、一番多いのは「眠気覚まし」のためでしょう。テスト勉強の追い込みなどで徹夜をしなくてはならない時など、コーヒーを飲むことで眠気を覚ますのは多くの方がしていることのはず。
脳科学の研究からも、コーヒーに含まれているカフェインが、覚醒作用を引き起し眠気の解消になることが実証されています。
カフェインを多く摂るには?
眠気覚ましとしてカフェインが多く含まれているのは、浅煎りのドリップコーヒーです。コーヒー豆は、焙煎を進めるほどカフェインが昇華していくため、浅煎りの方が効果的だと言えます。
さらに、深煎りは基本的に苦味が強く、浅煎りはスッキリとした風味である事が多いので、飲み口的な意味でも浅煎りの方がおすすめです。
集中力UPには1本のスティックシュガーを
また、浅煎りのドリップコーヒーにスティックシュガーを1本加えるてみてください。実は砂糖を摂取することにより、集中力を高め作業効率をアップさせる効果があるといわれているのです。
普段はブラック派という方も、作業効率をあげるため、勉強中はお砂糖をいれてみてはいかがでしょうか。
大量の砂糖は逆効果!
しかしながら、砂糖を過剰に摂取するのは逆効果であるとも言われています。砂糖を過剰に摂取することで、体内の血糖値を下げる際に眠くなることがあるからです。集中力散漫になる恐れがあるということです。
缶コーヒーは避けたほうがいい!
このことからも、勉強中に飲むコーヒーとして「缶コーヒー」はあまりオススメできません。缶コーヒーには大量の砂糖が入っているものが多く、上記で言及した「砂糖の過剰摂取」につながってしまうのです。
「缶コーヒーを飲むと何故か眠くなってしまう」という症状に悩まされている方も多いらしいですが、これは砂糖の影響によるものだとされています。缶コーヒーを飲んで眠くなり、それを抑えようと缶コーヒーを再び飲むという悪循環を作ってしまいますので、もし缶コーヒーを飲むのであれば「無糖のブラック」のみにした方がよいです。
勉強中はスティックシュガー1本程度の浅煎り微糖!
いかがでしたか?今回の記事内でおすすめする、勉強中に飲むコーヒーは「浅煎りドリップコーヒー+砂糖少々」という結論になりました。もちろん、浅煎りでなくてもカフェインは含まれていますので、好みによって分量を変えて構いません。
一番のポイントは、“砂糖の量”です。少しなら集中力アップにつながりますが、大量に摂取すると眠気を催す結果になりますので、注意してくださいね。