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コーヒーの保存方法は豆と粉どちらが最適か?

コーヒーの保存方法は豆と粉どちらが最適か?

コーヒーを購入する時、豆を選びますか、それとも粉を選びますか。豆の場合は、家でコーヒー豆をグラインドしなければならないので、ミルがないとなかなか選べないですよね。

利便性が高いのは粉ですが、コーヒーの味・品質を保つには豆のまま保存するのが一番です。。

一体どちらが自分にあっている保存方法なのでしょうか。今日は「コーヒーの保存方法は豆と粉どちらが最適か」というテーマでどのようにコーヒーを保存するべきかを考えてみましょう。

コーヒーを保存する時に気をつけたいこと3つ

酸化

コーヒーは焙煎した時から、酸化がはじまり、時間とともに劣化がすすみます。なるべく酸化しないように、保存することが大切です。

温度

コーヒーは温度の高い場所が苦手です。温度の高いところに置いておくと、温度変化により劣化する場合があります。直射日光も避けましょう。なるべく気温変化のない風通しのいいところか、冷暗所に保存しましょう。

湿度

コーヒーは焙煎で水分を飛ばしているので、湿度のある場所に置いておくと、湿気をおびてしまいます。密閉容器に入れ、風通しの良い場所で保存しましょう。

コーヒーを粉で保存するメリットとデメリット

メリット

  • コーヒー器具にセットするだけで、すぐにコーヒーの抽出ができること
  • すでに粉の状態になっているので、目減りがない

デメリット

  • 長期保存の場合、香りが抜けてしまう場合がある
  • 豆の状態よりも酸化速度が速いため、劣化も速い

粉で保存する場合の注意点

コーヒー豆は粉にすると、空気に触れる面積が増えるため、豆の状態よりも酸化がすすみます。粉の状態で、販売されているコーヒーは、すでに酸化がはじまっている状態ですので、早めに消費することが大切です。

保存が長期になる場合は、冷蔵や冷凍で保存し、劣化がすすまないように気をつけましょう。

コーヒーを豆で保存するメリットとデメリット

メリット

  • 抽出の直前にグラインドするので、コーヒーの香りを楽しめる
  • ちらかりにくいので扱いやすい

デメリット

  • コーヒーミルが必要で、グラインドにより目減りする
  • 長期保存の場合、油が浮き出てくることがある

豆で保存する場合の注意点

コーヒーを豆のままで保存する場合は、表面的な酸化はすすむものの、グラインドしてからコーヒーを抽出するので、豆の持つ香りや味わいを損ねにくいと言われています。

ですが、保存環境が悪いと、粉と同じように劣化する恐れがあるので、長期保存する場合は、冷蔵や冷凍での保存がおすすめです。

自分のコーヒースタイルに合わせて選ぼう

コーヒーを豆のまま保存するか、粉のまま保存するかは、自分のコーヒースタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

例えば、短時間でコーヒーを淹れたい、いつも少量ずつコーヒーを購入する、という方は、粉で保存するほうが良さそうですし、挽きたての香りが大好き、好きなコーヒーはまとめ買いする、という方は豆で保存するほうが合っていると思いませんか?

このように、普段の自分のコーヒースタイルを考えて、それに近いほうを選ぶのも、豆か粉かで迷わないポイントではないでしょうか。

コーヒーの保存方法は豆と粉どちらが最適かまとめ

コーヒーは、粉よりも豆の状態で保存する方が、品質を保つために最適です。しかし、ミルを持っていない場合は、ミルを買わなくちゃいけないのでは?と考えてしまう方もいますよね。

そんな時は、自分にとって取り入れやすい方を選ぶのがおすすめですよ。コーヒーの楽しみ方は人それぞれで、決まりがありません。豆のまま保存するほうがいいということを知った上で、普段の自分のコーヒースタイルに合う、取り入れやすい方を選ぶことが大切です。

コーヒーの保存を豆か粉かで悩んでいるあなた、是非、自分のコーヒースタイルを参考にしてみてくださいね。

About the Author

AMIAMI

愛知県生まれ。親族がコーヒー卸売業を営み、幼少より喫茶店とコーヒーに親しみがある。ブラジルコーヒー鑑定士・SCAAカッピングジャッジなどの受講経験、焙煎経験あり。コーヒーは焙煎したてより、寝かせてから飲みたい派。猫と、物作りが好き。