職場に美味しいコーヒーがあると仕事も捗ると思いませんか?また自分で飲まなくても、来客がある際には出来る限り手厚いおもてなしをしたいものです。
そんな時に便利なのが「オフィスコーヒーサービス」と呼ばれるものです。一体どのようなサービスなのか見てみましょう!
職場で本格的なコーヒーが飲めるシステム
オフィスコーヒーサービスは、職場で本格的なコーヒーを楽しめるように、コーヒーメーカーの各社がコーヒーマシンをレンタルしてくれるシステムのことを言います。
定期的なコーヒーの注文でサーバーが無料に
各メーカーによって細かい基準は異なりますが、コーヒーの注文を定期的に行うことで、コーヒーサーバーを無料でレンタルしてくれるというのがオフィスコーヒーサービス。近年会社に設置されることが増えてきている、ウォーターサーバーなどと同じようなシステムだと言えます。
「自分の飲み物は自分で用意する」サービス
オフィスコーヒーサービスは、アメリカから伝わってきたビジネスモデルです。「自分の飲み物は自分で用意する」という、個人主義的な傾向が強いアメリカならではの発想から生まれました。
もちろん、従業員の中にはコーヒーを飲まない人も多くいます。そういった方々にとってみれば「会社がコーヒーなんかにお金をかけるな」という意見があってもおかしくありません。
コーヒーを飲む人だけが支払うシステム
そういった不満が生まれないようにするため、コーヒーサーバーの隣に貯金箱を設置し、コーヒーを飲むごとに数十円を支払うという方法をとっている企業もあるのだとか。この方法ならば、会社はお金をかけずにサーバーを設置してコーヒーを飲む人だけがお金を払う合理的なシステムになりますよね。
ショップのコーヒーを数十円で楽しめる
「コーヒーくらい会社が用意してほしい」と感じる方もいるかもしれません。オフィスコーヒーサービスのコーヒーが美味しくないのであれば、当然不満も挙がるもの。
しかし、数十円支払うことで今まで“無料”で飲んでいたコーヒーよりもクオリティーの高いものが楽しめるのであれば…わざわざ外出してコーヒーを買う手間も省けますし、コーヒーショップで買うよりも節約になる利点もあります。
導入するデメリットがほとんど無い
実際にスタッフからの要望によってオフィスコーヒーサービスを導入している企業も多いと言われています。会社としても、コーヒー代は従業員が払い、故障の際もメーカーが無料で修理してくれることから、デメリットがほとんどないため導入に反対する企業は少ないのだとか。
オフィスコーヒーサービスを行っているメーカー例
オフィスコーヒーサービスを行っているメーカーを幾つか見てみましょう。
ネスカフェ
「ネスカフェアンバサダー」というネーミングで、オフィスコーヒーサービスを行っています。コーヒーメーカーの種類は、アイスコーヒーのサーバーを含めて4つ用意しており、目的に合わせてサーバーを選べます。
一人だけの小さなオフィスでも導入可能なので、個人事業主にとっても嬉しいシステムです。
UCC
自動販売機などの設置も行っているUCCは、一杯抽出型のマシーンからブリュワータイプ(数杯まとめて抽出するタイプ)まで幅広いラインナップがそろっています。
グリコとのコラボで、オフィス用お菓子販売「オフィスグリコ」とUCCのコーヒーを一緒に楽しむというキャンペーンも行っているみたいです。お菓子を食べながらコーヒーで休憩というのも良いかもしれないですね。
ドトールコーヒー
ドトールコーヒーの店舗で申し込みが可能。レギュラーコーヒーのブリュワータイプがメインになっているので、会議などを頻繁に行う企業などにおすすめです。1杯20〜30円の抵コストも、経済的で良いですよね。
オフィスコーヒーサービスは職場で本格コーヒーを楽しめる!
「職場でも美味しいコーヒーを飲みたい」という声は年々増加しており、オフィスコーヒーサービスを導入する企業がとても増えています。
オフィスコーヒーサービスを展開している各社も、豆へのこだわりや幅広いラインナップなど、コーヒー需要に合わせてサービスを進化させているようです。申し込みも簡単なので、興味がある方は上司に相談してみてはいかがでしょうか。