ベトナムコーヒーを飲んだことはありますか?深めに煎ったコーヒーと練乳の組み合わせが特徴です。今回は、カフェプレスを使った甘〜い「ベトナム風練乳コーヒーの作り方」をご紹介します。
練乳について
練乳とは、牛乳に糖分を加えて濃縮させた食品。砂糖を加えて濃縮させることにより、細菌の繁殖を防ぐのがそもそもの目的です。
日本では調味料として、イチゴなどのフルーツと一緒に食べたり、かき氷などのシロップやお菓子の材料として利用されています。
ベトナムコーヒー「カフェ・スア」
ベトナムでは、カフェ・フィンと呼ばれる組み合わせ式フィルターを使って、コーヒーを淹れます。カフェ・フィンはフィルターが3重構造になっているため、お湯が通しにくくなっています。そのため、抽出に時間をかけて濃く苦いコーヒーができます。
苦味を抑えコーヒーを飲みやすくするため、たっぷりの練乳を入れる「カフェ・スア」と呼ばれる飲み方が現地では一般的です。濃厚で甘く、キャンディーのような味わいが楽しめます。
ベトナム風練乳コーヒーのレシピ
- 練乳:大さじ1杯
- カフェプレス
- コーヒー粉:10g
コーヒープレスにコーヒー粉を入れ、抽出する
蒸らす時間は3〜4分。コーヒープレスを使う場合はこの蒸らし時間が重要です。
カップに練乳を入れる
プレスしたコーヒーを入れ完成
練乳は溶けにくいため、かきまぜない限りはカップの底に沈殿しています。お好みで練乳をかき混ぜ、甘さを調整して味わいましょう。コーヒープレスで抽出したコーヒーはコーヒー豆の特徴をストレートに味わうことができ、ザラついた口当たりとなっています。ベトナムコーヒーに近い飲み口となるのでおすすめです。
コーヒープレスをお持ちでない場合は、濃いめに淹れるようにしましょう。
甘くて濃厚な一杯を
練乳とコーヒーを合わせると、甘くて濃厚なミルクコーヒーが楽しめます。飲む直前にかき混ぜることで、ブラックコーヒーがあっと言う間にミルクコーヒーに!
まろやかで濃厚な甘いコーヒーは、疲れたときや息抜きしたいときにおすすめです。
ベトナム風練乳コーヒーの作り方 まとめ
練乳を使用して、簡単にベトナム風フレーバーコーヒーを楽しむことができます。もっと本格的なベトナム風に近づけたいという方は、ロブスタ種のコーヒー豆をコーヒープレスで抽出しましょう。独特な香りと味わいが、練乳の甘さと相性ぴったりです。