栄養価の高いプルーンを使用して、美味しいフレーバーコーヒーを楽しみませんか。今回は、自宅で簡単にできる「プルーンコーヒーの作り方」をご紹介します。
プルーンについて
プルーン(prune)は、スモモの近緑種セイヨウスモモなどの総称で、大きな種を持つのが特徴です。アメリカカリフォルニア州が一大産地で、日本国内では長野県・青森県・北海道などで栽培されています。ドライフルーツや、シロップとして加工されることが多いです。
プルーンの成分と効果
プルーンは鉄分が豊富というイメージですが、実際にはそれほど多くは含まれていません。その代わり、プルーンには水溶性食物繊維ペクチンや、カロテン、ビタミンE、葉酸が多く含まれています。健康維持のために必要な栄養素がたくさん詰まっているのです。
- ペクチン
食後の血糖値の上昇や、コレステロールの吸収を抑制する効果があると言われています。 - カロテン
強い抗酸化作用があり、成人病の予防、粘膜を丈夫にする効果があると言われています。 - ビタミンE
細胞膜や血中脂質の参加を防ぐ働きがあり、老化を防ぐ効果があると言われています。
プルーンコーヒーのレシピ
- ドライプルーン:1個
- ドリップコーヒー:1杯分
ドライプルーンをざっくりと刻みカップに入れる
カップの上からドリップコーヒーを淹れて完成
プルーンはペースト状のものを使うと、コーヒーに溶けやすいのでおすすめです。ドライプルーンを使用する場合は、実を食べながらコーヒーを楽しむのもおすすめです。
まろやかな酸味のあるコーヒー
コーヒーにプルーンを入れても香りや味わいに大きな変化はなく、スプーンで潰しながらコーヒーを味わうことで、まろやかな酸味を楽しめます。砂糖を入れてしまうとプルーンの繊細な味わいがわかりにくくなってしまうので、コーヒーはブラックのままがおすすめです。色々な国のストレート豆と合わせるのも面白いですね。
プルーンコーヒーの作り方まとめ
プルーンを入れることで、酸味のまろやかなフレーバーコーヒーを楽しめます。プルーンの甘酸っぱさが、コーヒーに溶けだし優しい味わいにしてくれるのです。
プルーンの酸味はとても繊細なので、コーヒーをアメリカンにしてみたり、ストレート豆を使用するといいですよ。いろいろな産地のコーヒー豆を使用して、プルーンにベストマッチなコーヒーを探してみるのも面白いですね。