コーヒーと昼寝の相性、実はとても良いってご存知でしたか?コーヒーというと眠気覚ましのイメージでよく知られています。しかし、カフェインの覚醒効果は、実は飲んでから20分後と言われています。
コーヒーを”飲んでから”の20分
カフェインの効果が現れるまでの20分だけ昼寝することで、普段よりもスッキリと目を覚ますことができるということ。その後の生産性…つまり仕事の効率アップにもつながるのです。
ただし、20分よりも長く眠ると本格的な睡眠が始まってしまうので、注意が必要です。しっかりと目覚ましをかけておく必要がありそうです。コーヒーと昼寝は意外な組み合わせに思えますが、科学的な根拠はしっかりしてます。
昼寝前のコーヒーが効果的な科学的根拠
コーヒーを飲んだ後に昼寝をする場合、以下の流れでコーヒーの中に含まれる成分が作用します。端的に記載してしまいましたが、概ねこの5段階で言えます。
- コーヒーを飲んだ後すぐに、20分だけ睡眠をとります。
- 昼寝の効果でアデノシン(脳に疲労感をもたらす物質)が減少します。
- 目が覚めるころにカフェインが脳に達します。
- カフェインがさらにアデノシンをブロック。
- 脳の疲れが回復します。
通常の昼寝では減らしきれない疲労物質を、カフェインの効果で取り除きます。カフェインが脳に達するまでは20分かかると言われているので、その時差を昼寝に当てる仕組みです。
コーヒーを飲む昼寝のコツ
- コーヒーは一気に飲む。
少しずつ飲むと、20分後の覚醒作用が延びます。 - コーヒーを飲んだらすぐに寝る。
- 完全に眠れなくても気にしなくて大丈夫です。
まどろむレベルでも昼寝の効果はあると言われています。 - 20分後には起きてください。
これより多く寝ると、深い睡眠に入ってしまい効果が得られません。
コーヒーと昼寝の相性 まとめ
普通、昼寝から起き目覚めたあともだるさが続き、しばらく頭がぼーっとしている状態が続いてしまうもの。今回のこの方法を試してみたところ、頭がすっきりとして、起きた直後からバリバリと作業に取り組むことができます。
仕事中、いつも眠かったりダルいと感じている方も多いはず。ぜひランチの後に試してみてはいかがでしょうか。(効果の程はひとにより様々ですが…)