総菜パンの中でも人気の高いコロッケパン。甘いものと合わせがちなコーヒーですが、実はコロッケパンとの相性もバッチリです。今回はコーヒーとコロッケパンの相性について見ていきましょう。
コロッケパンについて
コロッケとは、マッシュポテトに肉や野菜などを混ぜて種を作り、成型して衣をつけてから揚げたものです。トンカツ・カレーライスと並ぶ大正の三大洋食の一つにされていて、大正末期から昭和の初めに広く民衆に普及したといわれています。コロッケパンは食パン・バンズ・コッペパンなどにコロッケを挟んだ総菜パンのことを指します。
コロッケパンの起源
オランダ料理のひとつにブローチェクロケット(Broodje Kroket)と呼ばれる、コロッケを挟んだサンドウィッチが存在しますが、日本ではコロッケパンに関する文献などが見つかっていないので、起源は不明だそうです。
コロッケパンにおすすめのコーヒー
コロッケパンにおすすめのコーヒーは、やや酸味がある中深煎りコーヒーです。コロッケパンのコロッケには、ソースやマヨネーズなどの酸味を感じる調味料が使われていることが多いので、やや酸味があるコーヒーと合わせることで、酸味同士がマイルドに変化し、コロッケパンのおいしさを引き立てます。
実際に合わせてみました
今回は、コロンビア豆がメインの中深煎りコーヒーとコロッケパンを合わせてみました。コロッケパンのソースの酸味とほくっとしたコロッケの甘味が、中深煎りのコーヒーと上手く調和し、最後までおいしくいただくことができました。
コーヒーとコロッケパンの相性 まとめ
コーヒーとコロッケパンの相性は、とても良いです。コロッケパンに使用されるソースやマヨネーズなどの調味料に合わせて、やや酸味がある中深煎りのコーヒーを合わせると、酸味同士がマイルドに変化し、最後まで美味しく食べることができます。普段は酸味のあるコーヒーが苦手という方も、コロッケパンを食べる時はやや酸味のあるコーヒーにチャレンジしてみてくださいね。