「じゃがいも」でまさかの(!?)コーヒーを淹れてみませんか。身近な野菜を使うことで、ノンカフェインコーヒーを淹れることができるのです。今回は、じゃがいもを使った代用コーヒーのレシピをご紹介します。
じゃがいもについて
じゃがいもは、ナス科ナス属の多年草の植物で、原産地は南米アンデス山脈の高地といわれています。ご存知の通り、でんぷんを多く含んでいるのが特徴です。芽や青い部分には毒があることから、日本に伝えられた当初は、観賞用として育てられていた歴史があります。
皮を使ってコーヒーを作ろう
じゃがいもに含まれる食物繊維は、皮にたっぷりと含まれています。お料理でじゃがいもを使う時、皮は別によけておいてノンカフェインコーヒーを作ってみましょう。フライパンで、皮がカラカラになるまで炒るだけなのでとても簡単ですよ。
じゃがいもの栄養
じゃがいもは、主成分のでんぷんをはじめ、糖質・ビタミン・ミネラルなどの栄養成分がバランスよく含まれています。また、食物繊維も豊富に含まれており、高血圧の予防にも効果的とされているカリウムも含有成分のひとつです。
実はダイエットにも効果あり?
ポテトチップのイメージが強いのか、じゃがいもを食べると太ってしまうとお思いの方も多いのではないでしょうか。しかし、先に述べた通り、じゃがいもの成分のほとんどがでんぷんです。一般的に、じゃがいものカロリーはご飯の半分だと言われています。その上満腹感も味わえるため、どちらかというとダイエット向きな食材でもあるのです。
ノンカフェインじゃがいもコーヒーのレシピ
- じゃがいもの皮(炒ったもの):5g~8g
- お茶パック:1袋
- 耐熱ポット
- フルーツジャム(お好みで)
お茶パックにじゃがいもの皮を入れる
耐熱ポットに入れ、熱湯を注ぐ
5分ほど蒸らし、お茶パックを取り出す
カップに注いで完成
皮の炒り具合でコーヒーの色は変わりますが、色が薄くてもしっかりとじゃがいもの味を楽しめます。じゃがいもの品種を変えて楽しむのもおすすめですよ。
さらりと飲みやすい一杯
じゃがいもの皮は、他の野菜系ノンカフェインコーヒーに比べてクセがなく、飲みやすい一杯になります。甘さも控えめなので、お料理やお菓子と一緒に飲むのもおすすめですよ。
また、フルーツジャムを合わせることで、さわやかな味わいに変化します。チョコレートやホイップクリームと合わせて、デザート風に楽しむのもおすすめです。
ノンカフェインじゃがいもコーヒー まとめ
じゃがいもの皮を使って、簡単にノンカフェインコーヒーを楽しめます。お料理に使うことも多い野菜なので、わざわざ用意する手間が省けるのもおすすめポイントのひとつです。ただ、じゃがいもの芽や皮が青い部分には微量に毒が含まれているので、よく洗い、安全な部分のみを使用してくださいね。クセのない味わいで毎日楽しめるノンカフェインじゃがいもコーヒーを、是非ご家庭で楽しんでください。