すっきりとしたレモン風味のコーヒーで、夏のコーヒータイムを爽やかに過ごしませんか。今回は、ポルトガルで親しまれているコーヒー「マザグラン」の作り方をご紹介します。
ポルトガルのコーヒー
ポルトガルは、ブラジルに初めてコーヒーを持ち込んだ国であり、コーヒー消費の多い国としても有名です。やや浅めの深煎り豆をエスプレッソで楽しむのが主流で、イタリアンエスプレッソに比べて、なめらかな風味を楽しんでいるのが特徴です。
マザグランについて
マザグランとはアルジェリアの街の名前なのですが、フランス語で「冷やしコーヒー」のことを指します。昔、アルジェリアのマザグランで負傷した兵士が、コーヒーを水で冷やしてから飲んだことで助かった、という説から「冷やしコーヒー=マザグラン」と名付けられたようです。
ラム酒入りのマザグランを飲んだ、という説もあるようです。
マザグランのレシピ
- コーヒー粉:10g
- レモンジュース:100ml
- 砂糖:お好みの量
- 氷:お好みの量
- スライスレモン:飾り用
デカンタに砂糖を入れ、一杯分のコーヒーをドリップする
レモンジュースを加え、氷入りのグラスに注ぎ急冷する
お好みでスライスレモンを飾り、できあがり
レモネードのような一杯
コーヒーとレモンジュースを合わせると、爽やかなレモネードのような一杯になります。コーヒーであることを忘れてしまうほど、のど越しが良く、暑い夏におすすめです。アイスコーヒーで作る場合は、ガムシロップで甘味を加えてください。また、炭酸入りのレモンジュースでも美味しくできますよ。
マザグランの作り方 まとめ
マザグランは、レモンが香る爽やかなアイスコーヒーです。レモンと砂糖を入れて楽しむ飲み方はポルトガルの中でも一部の地域なのですが、場所によってはキオスクでも販売されているそうです。ブランデーを加えて、カクテルとしても楽しめるマザグランをあなたも作ってみませんか。