日本の心。和の味わい。日本ならではの食材でコーヒーを楽しんでみませんか?最近では、和菓子とコーヒーを一緒に提供してくれるお店も増えつつあるとか…。コーヒーはあずきやきな粉との相性もいいのです。今回は、自宅でも簡単にできる日本的珈琲の作り方を特集します。
和の食材を使って和風コーヒーを
きな粉、あずき、黒豆、黒蜜…和菓子でおなじみの和スイーツの食材と、コーヒーを合わせて和風コーヒーを楽しむことができます。お正月で和装を楽しむ時やお茶会の時など、その時の雰囲気に合わせてカスタマイズするのもおすすめです。
ここでは、簡単に和風っぽく仕上がる和風コーヒーレシピを3つご紹介します。
きな粉コーヒー
1つめのおすすめレシピは「きな粉コーヒー」です。きな粉は、大豆を乾燥させてパウダー状に加工したもので、とても栄養価が高くヘルシーな食材です。
また、きな粉には大豆イソフラボンという、美肌効果が期待できるとされる成分が豊富に含まれているため、美肌を目指している方におすすめのレシピですよ。
きな粉コーヒーの作り方
きな粉は溶けにくいので、湯でペースト状にしてからお好きなコーヒーを注ぐことで、きな粉コーヒーを作ることができます。きな粉自体には甘みがないので、はちみつや三温糖などを加えると、和風のほっこりとした優しい甘さを味わうことができますよ。
おすすめアレンジ「和風きな粉アフォガード」
濃いめに淹れたホットコーヒーにバニラアイスクリームを入れ、仕上げにきな粉をかけて食べると、和風アフォガートが楽しめます。ちょっとした自分へのご褒美や、おもてなしの時のデザートとしてもおすすめです。
あずきコーヒー
2つめのおすすめレシピは「あずきコーヒー」です。甘いお菓子のイメージが強いあずきですが、解毒作用の強いビタミンB1を豊富に含んでいます。
飲み過ぎた時や二日酔いが辛い時、むくみを解消したい時にもおすすめのレシピです。
あずきコーヒーの作り方
お好きなコーヒーに小倉あんを大さじ1杯加えるだけで、あずきコーヒーの完成です。あんに含まれている砂糖がじわじわ溶けていき、甘くてほっこりできる和テイストな味わいが楽しめますよ。
ポイント
粒あんを使用することでしるこ風にすることができます。対して、こしあんで作るとなめらかでまったりとした味わいを楽しむことができます。砂糖を加えず、あんだけで甘味を調整するのが和風感を高めるポイントです。
和風黒豆コーヒー
3つめのおすすめレシピは「和風黒豆コーヒー」です。副菜としてもおなじみの黒豆には、女性ホルモンを整える働きや体に良いとされる成分、フィトケミカルが含まれています。過労による疲れ、睡眠不足、イライラなどの症状が気になっている方にもおすすめのレシピです。
和風黒豆コーヒーの作り方
いつものコーヒーに、黒豆と黒豆の煮汁を加えるだけで、和風黒豆コーヒーの完成です。ホイップクリームをトッピングすると、黒豆特有の渋味と相まって和風デザートのような味わいが楽しめますよ。
ポイント
レシピに使う黒豆煮は、スーパーで手に入るもので大丈夫です。煮汁の味わいが気なる方は、三温糖で甘味を加えたりミルクをプラスすることで、まろやかな程よい渋さが楽しめるのでおすすめです。
日本的珈琲のススメ!和風コーヒー特集 まとめ
冬は着物、夏は浴衣で日本のお洒落文化を楽しむように、和の食材を使って日本的珈琲を楽しんでみるのも良いものです。レシピそのものは難しくはなく、和の食材をプラスするだけでいつものコーヒーが和風へと変身します。
コーヒーカップやスイーツ皿も和食器に変え、コーヒータイムの雰囲気そのものから和風にしてしまうのも、和やかで落ちついた空間を作れそうです。もちろん和菓子との相性も抜群なので、お抹茶をたてる気分で和風珈琲を淹れてみてはいかがでしょうか。