夏が旬のフルーツ‘すもも’を使って、フルーティーなフレーバーコーヒーを楽しみませんか。今日は「すももコーヒーの作り方」についてご紹介します。
すももについて
すもも(Prunus salicina)は、バラ科サクラ属の落葉小高木で、英名はプラム。すももの果実は、桃に比べて酸味が強いことが和名の由来だといわれています。
生のままで食べたり、ジャムやゼリー、果実酒などに加工してもおいしく食べられます。
おいしいすももの見分け方
すももは、傷みやすいため新鮮なものを選ぶ必要があります。新鮮なすももには、ブルームと呼ばれる白い粉が果皮の表面についているのが特徴です。
色むらがなく傷が少ないものを選びましょう。果実の香りが強くなった時が食べ頃です。
すももの効果
すももには、クエン酸やリンゴ酸などの疲労回復効果がある成分と、整腸作用が期待できる良質な食物繊維ペクチンが豊富に含まれています。
乾燥させたドライプルーンのほうがメジャーですが、生のままでも十分な栄養素が含まれています。
すももピューレの作り方
すももピューレ 材料
- すもも 4個(約400g)
- 三温糖 100g(上白糖やグラニュー糖でもOK)
1. すももを洗いヘタをとる(傷んでいるところもとる)
3. 鍋にすももと砂糖を入れ火にかける
5分後
10分後
4. すももがやわらかくなったら火を止めて、火からおろす(火を入れて15分後)
5. ざるなどで濾して完成
液体はピューレに、果肉はジャムとして利用できます。すももから水分が出るまでの間は砂糖がこげないように弱火で常にかきまぜましょう。
すももコーヒーの作り方
すももコーヒー 材料
- すももピューレ 大さじ1杯
- インスタントコーヒー 5杯
すももコーヒー レシピ
1. 別の容器でインスタントコーヒーを作る
2. グラスにすももピューレを入れ、氷を加える
3. コーヒーを注ぎ、完成
すもも感を高めたい場合は、ピューレを多めに入れてください。
ほんのりすももが香る一杯
すももピューレとコーヒーを合わせると、ほんのりすももが香る一杯になります。すももピューレは甘さ控えめで、酸味がコーヒーの苦味を引き立てます。
甘みが欲しい方はガムシロップを加えてください。一緒にすももを食べると、酸味がまろやかになります。
すももコーヒーの作り方まとめ
夏が旬のすももとコーヒーを合わせると、すももフレーバーのコーヒーが楽しめます。
すももの甘酸っぱさがコーヒーの苦味を引き立てるので、苦みが好きな方はストレートで飲みましょう。
甘さが欲しい方は、すももの風味を活かせるガムシロップと合わせるのがおすすめですよ。
パンケーキやお菓子などにも幅広く利用できるすももピューレを使って、あなたもすももコーヒーを作ってみませんか。