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コーヒー豆の挽き方「カッティング式ミル」の特徴

コーヒー豆の挽き方「カッティング式ミル」の特徴

カッティング式コーヒーミルは、業務用として、喫茶店やコーヒーショップで使用されることが多いです。家庭用のものでも、基本的には業務用と機構は同じなので、本格的な味や香りをの楽しめます。

そしてカッティング式の特徴は、なんといっても手間がかからないという事。なぜ手間がかからないのか、カッティング式でコーヒー豆を挽く時のポイントをご紹介します。

カッティング式コーヒーミルの特徴

カッティングミルは、いくつもの刃が付いた2枚の円盤を向かい合わせて片方を回転させ、刃と刃の間で豆を砕くという方法です。スイッチ1つで簡単に早く豆を挽けることが出来るので、手間もかかりません。

カッティング式というだけあって、角の立った仕上がりになります。また、カッティング式コーヒーミルでコーヒー豆を挽くと、豆が均等になるため味にムラができにくいです。

抽出の時に水分が染み込みやすく、良い抽出ができます。デメリットは、モーターの駆動音が大きめなのと、挽かれた豆を受けるカップのまわりに粉が若干散らばることです。

コーヒー豆の挽き方

カッティング式ミルで代表的な「Kalita」ナイスカットミルを例に見ていきましょう。

  1. 使う前の準備として、電源コードを差しておきます。そして豆を計量します。
  2. ホッパーのフタを空けて、コーヒー豆を投入しフタを閉じます。
  3. 挽目ダイアルを回し、好みの粒度にセットします。細挽き、中挽き、粗挽きが選べ、挽き目を簡単に変えることが出来ます。
  4. スイッチを上に上げて電源を入れるとすぐにモーターが回りはじめ、豆を挽き始めます。豆を挽くときは、ダイヤルがカクカクと動きます。
  5. 10gの中挽きの場合、所要時間はわずか10秒と、挽く時間がかからない上、豆が均一に挽けます。
    また、短時間で挽けた方が、コーヒー本来の香りが残ります。但しエスプレッソなどの極細挽きには不向きです。どちらかといえば、ペーパードリップやサイフォン向きでしょう。
    挽いた粉をドリップしてみると、ややハッキリした味わいを感じることが出来ます。
  6. そして、粉受けに挽かれた粉が落ちてきます。ここで重要となるのは、豆を挽く音がおさまっても、すぐに電源スイッチをオフにしないこと。
    ガリガリと挽く音がおさまっても中にわずかに残った豆を、まだ挽いていたり排出していたりするので、しばらく回して完全に粉を排出させることがポイントです。

挽いた粉をドリップしてみると、ハッキリした味わいを感じることが出来ます。

コーヒー豆の挽き方「カッティング式ミル」まとめ

価格は安いところで1万円~と、少々値は張りますが、短時間で均一に挽けることから、買って必ず満足できるのが特徴です。朝の忙しい時間に、電動は他の作業が並行できるので手間がありません。豆の挽き方も選べるので、自分に合った最適の挽き加減を見つけることも出来ます。

スイッチ1つで簡単においしいコーヒーが出来上がるので、使いつづけると、カッティング式コーヒーミルの楽しさも見つけることができるかもしれません。

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coffeemecca編集部

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