みなさんは自宅でコーヒーを飲むとき、どんなコーヒーミルを使っていますか?時間がない時はインスタントコーヒーで手軽に楽しむかと思いますが、たまにはゆっくり時間をかけて、豆から挽いてみるのもいいでしょう。
電動コーヒーミルは、スイッチ1つで簡単にコーヒー豆を挽くことが出来ますが、どうせ買うならゆっくり時間をかけて豆を挽く感触を自分の手で味わうことのできる手挽きのものを使ってみるのも良いかもしれません。
今回は手挽きコーヒーミルの特徴や、豆を挽く前のポイントなどをご説明します。
手挽きコーヒーミルの特徴
自分の手で、コーヒー豆をゆっくりゴリゴリと挽くことができ、アンティーク調のデザインが最大の魅力です。音と香りと、見た目の雰囲気も合わせてゆったり楽しむのが手挽きコーヒーミルの最大の特徴といえます。
しかし、急いでグルグル回してしまうと、摩擦によってコーヒー本来の味が落ちるので注意しなければなりません。
そして手挽きコーヒーミルは分解することが可能なので、細かい部分のお手入れも簡単にすることが出来ます。
手挽きコーヒーミルの注意点
家庭用手挽きミルの場合、1回で約30gまで粉砕可能で、粉の粗さも、ダイヤルを回して粗挽きから細挽きまで調節することも出来ます。ただ実際は、全ての機種で、目盛り3つ分程しか使える挽き方はありません。
ねじを回して1目盛りずつ挽いていくと、すごく粗い→少し粗い →中挽き→細挽き→極細挽きという順番で、見てわかる程大きく変わっていきますので、使えそうなところは目盛り3つ程しか無い、ということになります。
コーヒー豆を挽く前に
まずは豆の粗さを調節します。上の心棒のねじを外して、調節ねじが動かせるようにします。ギザギザのついたねじが、調節ねじです。
これを左右に回すと心棒が上がったり下がったりするので、挽き目の調節が出来ます。右に回す事によって細挽きに、左に回す事によって粗挽きに調節することができ、その時の気分で挽き方を変えられるようになっています。
ちなみに細挽きは雑味が出やすく濃い目のコーヒーになり、粗挽きは苦みを抑えたライトな感じのコーヒーになる様です。
コーヒー豆を挽く
あとは自分でゴリゴリと音をたたせながら、レバーをゆっくり回します。ゴリゴリとすり潰す感覚が手に伝わるほか、歯車の間でパキパキと豆が砕かれる感触も楽しむことが出来ます。
1度に豆が挽ける量は、大体25gなので約2杯分までです。
実際に挽いてみて飲んでみる、という作業を2~3回繰り返せば、自分好みの味が見つかるはずです。手動式コーヒーミルは大雑把にコーヒーをすり潰すので挽きムラを考慮して、粒が大きすぎるかな?と不安になるぐらいの大きさで止めて、1度飲んでみて下さい。
コーヒー豆の挽き方「手挽き」の特徴まとめ
手挽きコーヒーミルは、時間がある時にゆっくりコーヒータイムを楽しみたい時に最適です。手間暇かけて淹れたコーヒーは、おいしさも格別です。
休日の朝は手挽きコーヒーミルを使って、自宅でゆっくりカフェタイムを味わってみてはいかがでしょうか。