パリパリとした表面に弾力のあるもっちりとした食感が美味しいフランスパン。朝食からディナーのお供まで、幅広いシーンで親しまれていますよね。今回は、コーヒーとフランスパンの相性について見ていきましょう。
フランスパンについて
フランスパンとは、フランスのパリ発祥のパンの総称です。小麦粉・塩・水・イースト飲みで作られる硬さが特徴のパンで、バタールやバケットが有名です。
フランスパンの歴史
フランスの気候ではグルテンの豊富な小麦が育たずふっくらとしたパンを作るのが難しかったそうで、フランスで生産される小麦を使ったパンを作った結果、硬さが特徴のパンが生まれたといわれています。
バゲットが広まったのは20世紀で、1920年の法規制でパン職人の労働時間が限られたことで、焼き時間が短くて済む、細長いフランスパンが一般的になったそうです。
フランスパンにおすすめのコーヒー
フランスパンにおすすめのコーヒーは、香りが楽しめる中深煎りコーヒーです。エチオピア産・ケニア産のほか、スペシャルティコーヒーとのペアリングもおすすめです。
実際に合わせてみました
今回はエチオピアモカがメインの中深煎りコーヒーにバケットを合わせてみました。うっすらとマーガリンを塗ったバケットはサクサクの食感。コーヒーと合わせるとチーズのようなコクのある風味が楽しめました。
コーヒーとフランスパンの相性 まとめ
コーヒーとフランスパンの相性は、香りが楽しめる中深煎りコーヒーとのペアリングがおすすめです。香りのあるコーヒーは、発酵過程のある食品との相性がぴったりなのです。お互いの風味を打ち消し合うのではなく、引き立て合うので最後まで美味しく楽しむことができました。