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コーヒーとパウンドケーキの相性【フードペアリング】

コーヒーとパウンドケーキの相性【フードペアリング】

コーヒーと一緒に楽しむケーキって、意外と組み合わせに迷いますよね。今回は、コーヒーとパウンドケーキのフードペアリングについて見ていきましょう。

パウンドケーキについて

パウンドケーキとは、バターケーキの一種です。小麦粉・バター・卵・砂糖をそれぞれ1ポンドずつ使って作ることから「パウンドケーキ」と名付けられたそうです。

パウンドケーキレシピのはじまり

パウンドケーキはイギリス生まれの焼き菓子です。レシピは17世紀初頭に登場し、1700年代に作られたのが始まりではないかと言われています。パウンドケーキは1ポンド×4つの材料を使うので、完成すると約1800gの大きなケーキが出来上がります。昔は複数の家庭で分けて食べられていたようです。

現在のパウンドケーキ

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昔は1.8㎏もあったパウンドケーキですが、時代の移り変わりとともにサイズが小さくなり、食べやすく改良されてきました。アメリカでパウンドケーキのレシピが伝わったとされるのは17世紀後半で、その後はもとのレシピとは違うアレンジが加えられ、今に至ります。

パウンドケーキにおすすめのコーヒー

パウンドケーキは、強いバター風味と甘味が特徴なので、口の中の甘みをリセットしてくれる、やや深煎りのブラックコーヒーがおすすめです。スモーキーな香りが楽しめる炭焼きコーヒーも相性抜群です。

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実際に合わせてみました

甘くどっしりとした食感のパウンドケーキは、単品で食べるとかなり重たい感じになります。深煎りの苦味の強いブラックコーヒーに合わせることで、常にお口の中をリセットしてくれて、コーヒーにほどよい甘味とリッチなバター風味をプラスしてくれるので、飽きのこないペアリングを楽しませてくれます。

コーヒーとパウンドケーキの相性 まとめ

コーヒーとパウンドケーキの相性をよりパーフェクトなものにするには、やや深煎りのブラックコーヒーと合わせるのがおすすめです。パウンドケーキのリッチなバター風味は次々と口に運べるような軽さではありませんので、ブラックコーヒーと飲むことで甘さとリッチな風味をバランスよく楽しむことができます。

おやつにパウンドケーキを用意する際には、是非、苦味の強めなブラックコーヒーとフードペアリングを楽しんでみてください。

About the Author

AMIAMI

愛知県生まれ。親族がコーヒー卸売業を営み、幼少より喫茶店とコーヒーに親しみがある。ブラジルコーヒー鑑定士・SCAAカッピングジャッジなどの受講経験、焙煎経験あり。コーヒーは焙煎したてより、寝かせてから飲みたい派。猫と、物作りが好き。