コーヒーをもっと趣味に

Unir akasaka(ウニール赤坂)

Unir akasaka(ウニール赤坂)

特別な一杯を、24時間いつでも

以前、都内のコーヒーショップで夜遅い時間まで営業しているお店を紹介しましたが、深夜営業を行っているお店はまだまだ数少ないです。個人的には、会社終わりにふらっと立ち寄れるカフェがもっと増えればよいのに…と常日頃思っています。

Unir akasaka_shop

赤坂駅から徒歩2分ほど、ホテル・ザ・エム インソムニア赤坂に併設されているUnir akasakaは、都内でも貴重な24時間営業のコーヒーショップです。
テレビ局が近くにあることもあり「眠らない街で働く人達のニーズに合わせたお店」という印象です。

Unir akasaka_interior1

エントランスを抜けると目に飛び込んでくる「INNSOMNIA」の文字が。なぜか「N」がひとつ多いのですが、これは「INN=小さなホテル」と「INSOMNIA=不眠症」を足した造語らしいです。
ミニマルにまとまった内装は非常に都会的で洗練されています。

Unir akasaka_outlet

入り口左手にはカウンターテーブルがあり、コンセントも備わっています。こちらの席でパソコンを広げて作業に没頭している人も多く、ワーキングスペースとしては非常に適した作りになっています。

Unir akasaka_sofa

店舗の奥には朱色のソファーがあり、ワーキングスペースとは対照的なゆったりとした空間となっています。この辺りはホテルのロビー・ラウンジとしての要素が強い感じです。

Unir akasaka_menu

Unirは京都の長岡京で始まった自家焙煎コーヒー店で、店舗販売の他に焙煎した豆の卸しを全国におこなっています。こちらのお店は東京初進出店舗となります。
メニューはエスプレッソ系を主体としてものが並んでいます。

Unir akasaka_coffeebeans

注文カウンターにはコーヒー豆も並べられていて、それぞれの産地、テイストの特徴や写真が解りやすく記載されています。

Unir akasaka_system

コーヒー豆の販売もしていて、200g購入すると、一杯サービスという嬉しいシステムもある様子。

Unir akasaka_food

ホテルのラウンジ的な要素も兼ねていることから、フード類も揃っています。ショーケースに並ぶペストリーは、ラテとの相性の良いデニッシュ系のものや、ピザ生地のパンなど種類も豊富。都度で内容も変わる様子です。

Unir akasaka_latte

豆の香ばしさとミルクの自然な甘さのバランスがよいカフェラテ。口の大きなマグカップで見た目も可愛らしく、非常に飲み応えがあります。

Unir akasaka_coffeeandfood

夏の暑い日はエスプレッソトニックもお薦めです。コーヒーの程よい苦みとトニックウォーターの喉越しは、大人の炭酸という印象です。チーズのピザと一緒に食べてみましたが相性もよく、小腹を満たしてくれます。

Unir akasaka_interior2

今回は土曜日の夜に行ってみたのですが、オフィス街ということもあり、土日は空いているだろうと思いきや、席の7、8割が埋まっていて非常に賑わっていました。
奥のソファー席ではホテルの宿泊者であろう人が談笑していて、手前のテーブル席ではノマドワーカーと思わしき人達が黙々と作業に耽っていました。
席数も多く、空間にもゆとりがあるので、騒々しい印象は全くありません。むしろコーヒーを片手に没頭したい方にはお薦めのお店です。

Unir akasaka(ウニール赤坂)店舗情報

住所:東京都港区赤坂2-14-14

移動時間:東京メトロ千代田線「赤坂」駅下車 2番出口より徒歩2分

営業時間:24時間営業

定休日:なし

wifi:あり

電源:あり

喫煙:不可

HP:http://www.unir-coffee-akasaka.com/

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。