4月に入り東京も桜が満開のシーズン。各地で花見イベントが行われていますが、今回は原宿・代々木公園で4月2日(土)・3日(日)で開催された「春風×Coffee Street」に行ってきました。
あいにくの曇天でしたが、寒い日こそ温かいコーヒーが体に染みる、ある意味でコーヒー日和でした。お馴染みのコーヒーショップ・ロースターから、イベント初出店、コラボ店等、こうしたコーヒーイベントでは珍しいアルコールメニューも揃っており、楽しめるイベントでした。
春風×Coffee Street2016 概要
代々木公園にて開催されている音楽・アート・カルチャーの祭典、「春風」(http://harukaze.asia/2016/)にあわせて全国のトップロースターが大集合。満開の桜の下、個性豊かなスペシャルティコーヒーを楽しむことができるイベントです。
日時:2016 年 4 月 2 日(土)、3 日(日) (10時〜20時)
場所:代々木公園 ケヤキ並木
入場料:無料
参加店舗:TRUNK COFFEE 、HSKWKF 、SWITCH COFFEE TOKYO、MEGANE COFFEE 、Single O Japan 、WOODBERRY COFFEE ROASTERS 、Paul Bassett 、GLITCH COFFEE & ROASTERS 、LIGHT UP COFFEE、WEEKENDERS COFFEE All Right
春風×Coffee Street2016 参加店舗
今回のイベントは人気店のコラボレーションや限定商品といったコーヒーショップに行き慣れた人も思わず足を運びたくなる内容になっていました。いくつかのお店を紹介いたします。
SWITCH COFFEE TOKYO×MEGANE COFFEE
目黒のコーヒーショップ兼ロースターSWITCH COFFEE TOKYOと、桜上水のコーヒーショップMEGANE COFFEE
のコラボ店です。MEGANE COFFEEではSWITCH COFFEE TOKYOのコーヒー豆を使っていますが、ダブルネームで出店するのは新鮮でした。
イベントに合わせてアルコールメニューも提供しています。チョコレートアイリッシュコーヒーは、フルーティなテイストのエルサルバドルとウイスキーの絶妙な相性と、チョコレートクリームの柔らかい甘さが体を温めてくれる一杯です。
WEEKENDERS COFFEE All Right×かもめブックス
京都にある自家焙煎コーヒー店WEEKENDERS COFFEEの豆を使用した東京・神楽坂にあるWEEKENDERS COFFEE All Rightもかもめブックスと共に出店していました。水出しのアイスコーヒー、ハンドドリップを提供されていました。
Single O Japan×Dandelion Chocolate
今年2月に蔵前にオープンしたサンフランシスコ発Bean to Bar専門店Dandelion Chocolate
(https://coffeemecca.jp/coffeeshop/4665)とシドニー発のロースターで現在は日本に実店舗がないSingle O japanが連名で出店していました。(Dandelion Chocolateの店舗内で提供されているコーヒーはSingle O japanの豆を使用しています)
チョコレート専門店とのコラボレーションならではの、カカオとコーヒー豆を一緒に抽出する水出しコーヒーがメニューにありました。
TRUNK COFFEE
名古屋の有名コーヒーショップで東京のイベントでもお馴染みのTRUNK COFFEEも参加していました。ドリップコーヒーの他、話題のコーヒービール「DRUNK COFFEE」も飲むことができます。
HSKWKF
東京のコーヒーイベントに初出店のHSKWKF(ホシカワカフェ)。ノルウェーで生豆を買い付け、熊谷のロースターで焙煎をしているとのこと。エチオピアは温度が下がるにつれて香りがより増してくる華やかな味です。
コーヒー豆の販売もしており、カラフルでアーティスティックなパッケージも印象的でした。
GLITCH COFFEE & ROASTERS
コーヒーイベントではお馴染み神保町の人気店GLITCH COFFEE & ROASTERSも勿論参加。東京一浅煎りと言われているコーヒーは、その香りの高さにコーヒーの固定観念が覆されます。(隣でケニアを飲んでいた方はその味に驚かれたようで、一緒にいた方に薦めてました。)
春風×Coffee Street2016 感想
音楽系イベントと共催だったこともあり、コーヒーショップならではのアルコールメニューを提供しているお店があった点は新鮮でした。駅から若干歩くこと、また代々木公園が広すぎる為、公園内のどこでイベントが開催されているのかを探すのに若干苦労しました。
昨年から定期的にコーヒーイベントが開催されていますが、昨年は「コーヒーを知って貰う」という目的が強い印象でした。イベントも回数を重ね、コーヒー文化が徐々に浸透していく中で、今年はそれを如何に根付かせるかという点に趣向を凝らす年になりそうです。