コーヒーをもっと趣味に

THE LOCAL(ザ・ローカル)

THE LOCAL(ザ・ローカル)

もう3月になりますが、今更ながら2015年を振り返ってみると、東京では多くのコーヒーショップがオープンしました。またイベントも連日催され、コーヒーの文化を定着させたいという思いが強く感じられます。

新しい体験ができるコーヒーのセレクトショップ

味で勝負することは勿論ですが、コーヒー単品だけだと差別化を図ることはどうしても難しいです。各店とも趣向を凝らして新しいアイデア、取組みを日々実践している印象もあります。

青山エリアに今年3月にオープンした、THE LOCALもコーヒー業界初のシステムを取り入れたことで、早くも話題となっているお店です。

THE LOCAL_shop

青山といっても、場所は表参道と渋谷の中間、渋谷駅からは宮益坂を上がりきった青山通り沿い。渋谷駅前の人混みを考えると渋谷駅からは10分くらい見たほうが良いかもしれません。

こちらのお店の特徴は大きくわけて2つ。1つはOrder by Selfというセルフオーダーシステムが導入されていること(https://www.showcase-gig.com/)。スマートフォン用のアプリで現金を使わず事前注文することで、店頭で待たずにコーヒーを受け取ることができます。

なお、店舗内にもセルフオーダーシステムのマシンが設置されています。

THE LOCAL_system

駅からお店に向かう道中で、アプリを使って注文しておくと待ち時間も少なく、スムーズに商品を受け取ることができます。朝の慌ただしい時間帯などに気軽にさくっと使えそうです。

もう1つの特徴が、国内外のロースターから、バリスタが毎月セレクトしたコーヒーを楽しむことができる、「コーヒーのセレクトショップ」的なお店であることです。

THE LOCAL_beans

サンフランシスコ・ベイエリアを代表するコーヒーショップのひとつ RITUAL COFFEE ROASTERS、名古屋のTRUNK COFFEE ROASTERS、京都のWEEKENDERS COFFEEがセレクトされています。

いずれも現地では有名店ですが、こちらの豆を東京にいながら頂くことができるのは嬉しいです。

2階建ての店舗は、内装はシンプルながら、各所に緑が添えてあり居心地の良い空間となっています。階段を上がり2階はテーブル席、カウンター、ベンチで合わせて10人ほどが座れます。

THE LOCAL_interior

注文は1階のカウンターで。フードも都度セレクトしているようで、訪問する度にどんなラインナップなのかが気になります。休日の午後3時過ぎに行きましたが、フードは殆ど売り切れていましたので、少し早めに行くとよいかもしれません。

THE LOCAL_counter

注文中はカウンター横のボードに状況が表示されています。オーガニックな木目の内装とデジタルな掲示板のギャップが格好良いです。

THE LOCAL_statusboard

今回は、京都のWEEKENDERS COFFEEのコスタリカを注文しました。酸味とコクは、いずれも強すぎない程度に程よく感じられ、飲みやすく、万人受けしやすい味です。

THE LOCAL_togocup

こちらで提供されている豆は50gから販売されているので、少量の豆を数種類購入して自宅で飲み比べてみるのも面白いと思います。

個性の異なるコーヒーを扱うTHE LOCALで、お気に入りの一杯を見つけてみてはいかがでしょうか。

THE LOCAL_cups

THE LOCAL(ザ・ローカル)店舗情報

住所:東京都渋谷区渋谷2-10-15

移動時間:渋谷駅から徒歩10分程度

営業日:平日: 8:00〜19:00  土日: 9:00〜18:00

定休日:不定休

wifi:不明

電源:不明

喫煙:不可

HP:http://thelocal2016.com/

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。